偽装質屋
梅雨明けしましたね。
いよいよ夏本番!といった所でしょうか。
関東ではどうやら水不足になりそうで、すでに取水制限が始まっているようです...。
今年の夏は、暑くなりそうです。
さて今日は「質屋の経営基盤」というお題です。
これまでこのコラムでは、質屋のメリットを説明することで、なんとかして皆様にもっと質屋を身近に感じてもらえるようにと、いろいろな事を書いてきました。
しかし先日、ふと、皆様にとって悪い想定はないのかな、と思った訳です。
例えば、質屋が倒産・廃業した場合、質預かりでお預かりしていた品物はどうなるのか?
この場合、「質置主の保護」という事が法律で定められていまして(質屋営業法第28条)、倒産や廃業の前に置主との契約を終了させなければならない、となっています。
つまり、質屋が倒産・廃業する事になった場合、質入れしているお品物を「どうなさいますか?」と連絡することになると思います。
質入れしたものを債権者は差し押さえ出来ません。例えば、質屋が電気代を滞納していたとしても、電力会社は質預かりしているお品物を差し押さえたりする事は出来ないのです。
ですので、もしも質屋が倒産・廃業する事になった場合、質屋としては預かっているお品物をどうするのか、お客様に連絡をし相談することとなります。
では、もっと悪い想定を考えてみますと、質屋が倒産・廃業する事になった場合、悪徳業者なら「質預かりしていたお品物を勝手に売って逃げた」という事も想定としてはありえると思います。
この場合、もはや預けていたお品物は戻ってきません。もちろん、警察に届け出るにしても、お品物が戻ってくる可能性は極めて低いでしょう。
と、このように考えてみますと、大事な点は「しっかりとした経営基盤を持った質屋を利用する」ことだと思います。
「質屋がお金に困る…」なんて事があってはならない訳ですが、考えてみますと、銀行でさえ倒産する可能性はあるのですから、質屋が倒産することも十分考えられるのです。
もっと言えば、質屋にしろ買取専門店にしろ、出店・移転・撤退・閉店といった事は、チェーン店にはよく見られると思います。
実際に松山市内でもこういったお店が、出来ては無くなり、出来ては無くなり、を繰り返しています。
質屋組合加盟の質屋は、古くからある質屋ばかりです。
皆様、質屋を利用される場合は、ぜひ、信頼出来る質屋を利用してください。
池田質舗は、創業65年。
実績と信頼の質屋です。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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