質屋と薬局お薬と質預かり

2017年6月13日

テーマ：質屋

コラムカテゴリ：くらし

梅雨入り宣言が出た後、ずっと晴れの日が続くのは、もはや定番ですね笑
なんとも言えない気持ちの良い日が続きます。
このまま梅雨が来なくて良いのに…なんて思いますが、皆様はいかがでしょうか。

さて今日は「質屋と薬局お薬と質預かり」というお題です。

池田質舗のここ数年間をふと振り返ってみますと、以前に比べるとずいぶん皆様に認知されるようになったと思います。
数年前は「まずは知って頂きたい」というようなフレーズをよく使っていました。
昔に比べ、質屋というものが皆様の身近な存在ではなくなってしまっていたからです。
だから、我々質屋の事をまずは知って頂きたい、という想いが強くありました。

しかし最近は、以前に比べると皆様に認知して頂けましたし、地元、愛媛県松山市での池田質舗としての居場所はちゃんとあるのではないかと思っています。
となると、今度は「質預かり」というものを皆様にもっと知って頂ければと思うようになってきました。

当店には、毎日たくさんのお客様に来て頂いていますが、そのお客様の多くは「買取」でのお客様です。
金、プラチナなどの指輪やネックレス、ルイヴィトンやエルメスなどのブランド品バッグを、毎日たくさん買い取らせて頂いています。
ですが、買取に比べると質預かりというものは、まだまだ皆様にとって身近な存在ではないようで、質預かりを利用されない方がたくさんいらっしゃいます。

もしかすると、皆様にとって質屋というものは、利用せずに済むのなら利用しないに越した事は無いのかもしれません。
薬局だって、体調が悪くなければ行かないのですから。

では、質屋を利用するということは、どういう事かと思いますと、それはお金の体調が悪くなっているから利用する、という事だと思います。
体の調子が悪ければ、お薬を飲みますが、お金の調子が悪ければ、質預かりを使う、という事を皆様に覚えておいて欲しいと思います。

治療が必要な程、体の調子が悪ければ、薬局ではなく病院へ行くかもしれません。
大金が必要な程、お金の調子が悪ければ、質屋ではなく銀行へ行くかもしれません。

場合によっては、我々質屋ではなく別の所に行かれるかもしれませんが、少し体の調子が悪いから薬局へ行こうと思うように、少しお金の調子が悪い時は、質屋の事を思い出してみて下さい。

あなたのお財布を手当する事が出来るかもしれませんから。

それではまた、次のコラムでお会いしましょう。

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