金価格が下落するとしたら…
皆様、お正月気分は抜けましたでしょうか?
あっ!という間の年末年始でした。
気持ちを切り替えて、2015年も張り切って頑張りましょう!
さて、このコラムも199回目となり、「コラム、楽しみにしています」というお客様からの嬉しいお言葉を聞けるようになりました。
そこで今回は、このコラムを愛読している方には、「おさらい」として、これからこのコラムをお読み頂く方には、「予備知識」として、金価格の変動要因をまとめてみたいと思います。
まず、変動要因の前に、金の特徴を確認してみたいと思います。
金の特徴としては、
・限りがある
・古今東西、金の価値は普遍
・劣化しない金属
・インフレにもデフレにも強い
・換金性が高い
・有事に強い
このような特徴があると思います。
これらの特徴は「金としての変わらない価値」と言えると思います。
では、金の価値を変動させる要因には、どのような要因があるのでしょうか。
「金の価値を上げる要因」と「金の価値を下げる要因」を列挙しますと、
【金が上がる要因】
・供給不足
・低金利
・円安
・株安
・政情不安
・金融不安
【金が下がる】
・供給過剰
・高金利
・円高
・株高
・中央銀行の放出
このような要因があると思います。
これらはあくまでも基本的な考え方ですが、金の価格を考える上で前提として捉えておくべきだと思います。
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