買取の定番! 〜ヴィトンのキーケースの買取事例〜
さて、今日のコラムですが、前回に続きまして「クォーツじゃダメなんですかっ?」についてお話したいと思います。
前回、「高級腕時計=機械式腕時計」という図式がどのようにして成り立ってきたのか、説明しました。
また、この図式が成り立つ過程で、「クオーツ時計=安価な大量生産品、大衆的な工業製品」という評価が定まってきたのです。
では、クオーツ時計はダメなのでしょうか?
時計としての「性能」を考えた場合、「正しく時を刻む」ことが求められると思いますが、この時計としての精度は、クオーツが機械式よりもはるかに高い精度を持っているのです。
クオーツ時計は、一般的な製品で、1ヶ月間で±10〜30秒程度の誤差で動きますが、機械式腕時計はと言いますと、1日で±2〜30秒ほどの誤差が出ます。
このように、クオーツと機械式ではまったく比較にならないほど、性能に差があるのです。
また、クオーツ時計の場合、内蔵している電池が、一般的な電池でおよそ2年から3年程度は保ちます。
しかし、機械式の場合、手巻きの時計なら毎日こまめにゼンマイを巻き上げる事が求められますし、自動巻きの時計にしても、身につけずに放置していれば、数日で動かなくなってしまうのです。
2年・3年、何もしなくても動くクオーツと、毎日、なんやかんやと手が掛かる機械式を比べると、駆動時間あるいはメンテナンス性の面で、圧倒的にクオーツが優れています。
とすると、時計としての性能は、もはや圧倒的にクオーツが有利ですので、あとは、「工芸品」としての価値さえ備えれば、クオーツ時計も「高級腕時計」といっても良いのではないでしょうか。
そこで、池田質舗で最近買取らせて頂いたクオーツ時計をご紹介しましょう。
カルティエ タンクフランセーズ SS/SS QZ
型番2384
買取価格 130,000円
オメガ レディース コンステレーション SS/SS QZ
型番14607900
買取価格 130,000円
ダンヒル メンズ エリート YG/YG QZ ベゼル・文字盤ダイヤ
型番 --
買取価格 215,000円
どうですか?
どの時計も「高級品」としての風格を持っていると思いませんか?
高級腕時計と言うと、機械式に目がいきがちですが、今一度、クオーツ時計にも目を向けてみてはいかがかなと思います。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
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