金買取価格急騰
さて、今日のコラムですが、「金価格の行方 〜2013年11月〜」についてお話したいと思います。
このコラムでは、時々、金価格についての内容を述べさせて頂いています。
経済環境の変化により、金価格がどのように推移するのか、予想を交えてコラムを書いています。
このコラムでも何度かお伝えしましたが、アベノミクスはそれ自体は金の価格を下げる方向に作用すると思っています。
ですが、なかなか金の価格は下がりません。笑
もちろん、アベノミクス云々というのは、日本一国での問題であり、世界市場で金価格は決まります。
ですので、金価格を決める要素のひとつとしてのアベノミクスな訳ですが、それでも、もっと下がると思っていました。
なのに、思っていたよりも下がっていません。笑
では、2012年の今頃はいくらで金を買取らせて頂いていたかというと、
2012.11.27 金買取価格・プラチナ買取価格
純金 インゴット
¥4,550-
前日比-30円
このような買取り額でした。
では、2013年はと言いますと、
2013.11.27 金買取価格・プラチナ買取価格
純金 インゴット
¥4,090-
前日比-30円
とこうなっています。
およそ1割ほどは下がっているでしょうか。
下がるという予想をしていて、まぁ、下がってくれていますので、ある意味、ホッとしています。笑
では、この次に金価格が変動するタイミングですが、これも少し前のコラムで書きましたが、アメリカの量的緩和が継続されるのか、この辺で終わるのか、ここがポイントだと思っています。
今年12月でバーナンキFRB議長が終わりますので、ここが注目の場面だと思っていましたし、コラムにもそのように書いたのですが、どうやら、まだアメリカの市場の予想は、量的緩和がこのまま続くという予想のようです。
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXNASB7IAA05_23112013000000
だとすると、当面、金価格はこのまま推移することになると思います。
大幅な変動は、FRBの新議長の動向次第ですね。
今年の12月と年明け1月に注目しつつ、11月を終えたいと思います。
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、市場に大きなインパクトを与える要素、出来事としては、アメリカの量的緩和もそうですが、アジアでいうと、中国・韓国の金融危機問題が上げられると思います。
韓国が色んな国と通貨スワップを交わしているようですが、これが気になっています。韓国が通貨スワップを交わしている国々は、どれも資源国のようでして、これは、自国通貨が暴落しても、資源だけは輸入出来るように、という差配なのです。ですので、韓国は自国通貨暴落に備えている行動をとっている、とも言えます。
もし、このような金融危機が起きた場合、金の価格は上がる方向に進むハズです。注意深く見守りたいと思います。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
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