腕時計物語
さて、今日は、「いまさら聞けない機械式腕時計のあれこれ 〜購入編〜」についてお話したいと思います。このコラムでも高額な機械式腕時計のご紹介をたびたびしてきましたが、今回は、「極めて現実的な購入」という切り口でいきたいと思います。アベノミクスの効果はまだまだ行き渡っていませんが、ボーナスが出ればきっと買える!という機械式腕時計をご紹介したいと思います。
エポス『オリジナーレ ハンドワインド』9万9750円 30m防水/手巻き/SS/直径39㎜
エポスは1983年創業のスイスの時計ブランドです。スイス製ということで、確かな品質が期待出来ますね。このモデルは5.9㎜という薄型ケースが特徴でどのような洋服にも合わせやすいのではないでしょうか。オニオン型のリュウズがちょっぴり可愛いですね。
ハミルトン『カーキ フィールド チタニウム』9万4500円 10気圧防水/自動巻き/チタン/直径42㎜
ハミルトンは、1892年にアメリカで設立されました。現在は、スイスのスウォッチ・グループ傘下に入っています。第二次世界大戦時には、米軍に時計を納品していた事で、その地位を確立しました。このカーキフィールドは、インデックスに蓄光塗料が使用されるなど、軍用時計のテイストが盛り込まれています。
ツェッペリン『LZ121 メディテラネ』4万4100円 5気圧防水/自動巻き/SS/直径42㎜
ツェッペリンは、1987年にドイツで創業した比較的新しい時計メーカーです。ドイツが誇る飛行船ツェッペリン号をイメージしたクラシカルなデザインと、ドイツならではの高いクオリティ第一主義が融合したブランドです。クッションケース(スクエアで丸みを帯びたケース)が今見ると新しく感じますね。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した機械式腕時計は、アンダー10万円のものばかりです。ちょっと奮発すれば買える時計を集めました。たまには、自分へのご褒美にいかがでしょうか。
さて、これらの時計でもまだ高い!と仰るそこのアナタ!実は、この他にもあるんです。それは、「セイコー5」です。モデルによっては、5000円ぐらいから購入可能です。このセイコー5は、輸出用モデルですので、店頭ではなくインターネットの方が購入しやすいかもしれません。ネットで探してみてはいかがでしょうか。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
有限会社池田質舗