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【用語解説】【IT】共通フレーム

坪井央樹

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テーマ:IT・情報処理

共通フレームとは(定義)

共通フレームとは、情報処理推進機構(IPA)が定めるガイドラインの1つです。
IPAによると、「ソフトウェアの開発、運用、および保守における、システマティックであり、ディシプリンに基づいた、定量的なアプローチの適用である。換言すれば、ソフトウェアへの工学の適用である。」と明言しています(共通フレーム2013の概説)。
一言で、「ITシステム開発の作業規定」とも明言しています。
SLCP-JCF(Software Life Cycle Process Japan Common Frame)とも言います。
2007年等にも改正がありましたが、現時点では共通フレーム2013が最新です。
ISO/IEC 12207:2008/JIS X 0160:2012で規格化もされています。

例えば、関係者(例えば、システムの開発者と発注者等です。)の間で、用語等を統一し、用語による認識ずれ等を防ぐものです。
ソフトウェアの構想・設計から開発、導入、運用、保守、破棄、品質管理、意思決定、及び、リスク管理といったライフサイクルにおける各種プロセスについて標準モデル等を示しています。

ガイドラインであるため、法令等によって活用を強制されるものではありません。ソフトウェアの開発等において公にプロセスモデル等を明示しているものになります。

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坪井央樹(弁理士)

武和国際特許事務所

特許・意匠・商標の弁理士・知財サービスと創業・IT・新規事業等の経営戦略のサービスを提供できます。

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