「書く」ことが心理的に良い効果になる
カウンセリングに訪れる人の問題は様々ですが、ご相談は2つのタイプに分けられます。
「自分の進む方向性が決まっていて、情報が得たい場合」
この場合には、必要としている専門的な情報をお伝えして、求められれば弁護士や司法書士などの専門家にお繋ぎしたり、離婚の流れやシングルマザーになった場合に利用できる国の支援制度などについてアドバイスしたりします。
アドバイス(助言)を求めているので継続的なカウンセリングは必要ないです。
「どうしたらいいのかわからずに解決の手段が見いだせない場合」
多くのご相談はこちらに該当します。
良いカウンセリングとは相談者の悩みを整理して、解決の糸口を引き出し、相談者自身が前を向いて歩いていけるように支援し続けることです。
カウンセラーは伴走者です。
そう考えると、1回では問題は解決しません。
私のカウンセリングでは「選択理論」「認知行動療法」「アンガーマネージメント」などを取り入れて、「100日カウンセリング」というオリジナルのプログラムを行っています。
カウンセリングシートを1日1枚、100日間書き続けてカウンセラーと交換日記のように1週間分ごとにやりとりをします。
カウンセラーから毎回、アドバイスを入れてお返事します。
シートの項目にはそれぞれの意味があって、自己肯定力をあげたり、夢や願望を現実したり、人との良い関係を作ることに役立ちます。
問題が無くなるのではなく、問題解決が自力でできるようになります。
それがカウンセリングのゴールです。
「なぜ100日なのか?」に意味があります。
頭で考えて理解した意識を「顕在意識」といいます。身についていて考えなくても自然にやれる意識を「潜在意識」といいます。
悩んでいる人は長い間、マイナス思考を潜在意識にしてしまっているので、プラス思考を潜在意識に変える必要があります。
顕在意識を潜在意識に変えるのに継続100日が必要だと言われています。
100日間意識して続けたことは必ず潜在意識になります。
「継続は力なり」という言葉通りです。
現状を変えなければ、暗い闇からはいつまでたっても抜け出すことはできません。
プロの力を借りて、前に進む努力をしてみませんか?