2014-02-18掲載 マスク着用 ビジネスシーンではアリ?
こんにちは、千葉 海浜幕張のイメージコンサルタント・ビジネスマナー講師、城戸景子です。
2013年9月18日jijicoに掲載されたコラムです。
「相手が望むイメージ」をアピールしよう
「派遣社員で働いているが、実は正社員になりたい」
こう思っている人が半数近くに上るといいます。
また、派遣やアルバイトなど非正規で働く若者の約6割が
「学生に戻れるなら、就職活動をやり直したい」と考えているそうです。
しかし、景気は上昇傾向にあるとはいえ、新卒者の就職活動でさえ未だ厳しい状況です。
そのような中、派遣社員が正社員になるためには、どのように努力すればよいのでしょうか?
企業に選ばれるために大切なのは「相手が望むイメージ」をアピールすることです。
例えば、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催を勝ち取った
IOC総会での最終プレゼンテーション。
フランス語によるスピーチは、英語とともにフランス語を公用語とするIOC委員を
念頭に置いたものでした。
そして、ほとんどが外国人のIOC委員に対し、大きなジェスチャーを取り入れて猛烈にアピールしました。
これらの工夫が、IOC委員の心をグッとつかんだといわれています。まさに「相手の望むイメージ」をアピールした結果の勝利です。
正社員への近道。それには企業がどのような社員を望むかを知り、そのイメージを体現する。
これが最も効果的です。
企業が望む社員のイメージ。その3つのポイント
(1)好印象を与える見た目
身だしなみは相手のために整えるものです。
清潔感のあるビジネススタイルは礼儀を表し、
公私の区別ができる成熟した社会人であることを証明します。
見た目は、自分が思うよりもはるかに多くの情報を発信するものです。
例えば、「ブラウスの袖口から糸がほつれている」「上着のボタンが取れている」。
そんな人は「仕事もだらしないだろう」と思われても仕方がありません。
ビジネスに適した見た目作りで好印象を与えましょう。
(2)基本的なビジネスマナー
企業は、中途採用では即戦力を求めています。
業務知識があることはもちろんですが、それだけでは足りません。
基本的なビジネスマナーを身につけている人こそが、企業が望む人材です。
当たり前のようなことですが、しっかりとしたマナーを身につけている人は実は少なかったりします。
仕事のスキルがどれだけ優秀であっても、毎日のように遅刻をするのであれば、
信頼を得ることはできません。勤怠、挨拶、指示に従う、ミスをしたらすぐに報告するなど、
社会人としての「常識」を丁寧に積み重ねましょう。
(3)コミュニケーション能力
派遣社員として働いていると忘れがちなのが、チームの一員という意識。
企業は、利益追求というひとつの目標に向かうチームです。
その一員として、チームワークの重要性を理解できる人、
周囲と上手くコミュニケーションを取れる人は貴重です。
以上の3点を踏まえ、日々の業務を通じてアピールしてください。
選ばれる正社員へのチャンスを引き寄せ、そして、つかみとるのは自分自身です。
最後までコラムをお読み下さいまして、ありがとうございました。
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成功するビジネスマナー 《サクセス マナーズ》 まぐまぐより、毎週火曜日発行
(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、 ビジネスマナー講師
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株)千葉校 校長