迷走するマクドナルドに学ぶブランディング
コラムをお読みくださいまして、ありがとうございます。
(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、
ビジネスマナー講師の城戸景子です。
今日はイメージ作りの大切さについてお伝えします。
私たちは、ビジネスシーンで毎日多くの人と出会います。
出会いの第一印象が、ビジネスにおいても大きな影響を与えることは、今や広く知られています。
とても能力のある人であっても、さらに自社の製品が非常に優秀であっても、
その良さを最初の印象できちんと伝えられていますか?
多くのビジネスパーソンが、見た目に気を使うのは無駄だと考えることで、
大きな損をしているのではないでしょうか。
スーザン・ボイルは、イギリスのオーディション番組で世界的に有名になった歌手です。
彼女が最初に審査員や観客の前に立った時、大きなブーイングが起こりました。
「ただの太ったおばさんじゃないか」と思われたからです。
ところが実際に歌い始めると、そのブーイングは大きな歓声に変わりました。
遅咲きの歌手として、今では大人気を博すスーザン・ボイルですが、もしも彼女が見た目にもっと気を使っていたら、どうでしょう?
素晴らしい表現力のある歌手だというパーソナル・ブランドを表した見た目であったら?
歌手になる夢を見事に叶えた彼女の勇気には、心から敬意を表します。
しかしながら、私はイメージコンサルタントとして思うのです。
もっと自分の強みを表す見た目を演出していたら、
もっと早く名声をつかめていたかもしれないと。
個の時代と言われる現代のビジネスパーソンにとって、
人との差別化を図る為にパーソナルブランディングは必須です。
ブランディングで確立したパーソナルブランドは、
最終的には周囲に向けて発信し、認識されなければ成功とは言えません。
これからの時代を生き抜くには、すべてのビジネスパーソンが見た目の力を考慮するべきです。
洋服は、好きだから着る、あるいはそこにあるから着るという時代から、
相手に見せたい自分を演出するための効果的なツールへと変化しています。
私ども、STUDIO STELLAは、ビジネスパーソンを
”第一印象のイメージ作り”と”ビジネスマナー”の両輪で支援してまいります。