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野田亮

「満室経営」にとことんこだわる空室対策の専門家

野田亮(のだりょう) / 不動産業

アールフィールズ株式会社

コラム

満室経営の極意②

2021年9月12日 公開 / 2021年9月23日更新

テーマ:空室対策

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 不動産管理収益不動産空き家対策


幹事の管理会社を一本化する

共用部の清掃、看板の設置という基本的な作業が終わったら具体的な実務になります。
その中で真っ先に行うことは自分の意志が反映される「幹事会社」を決めることです。
よく、某仲介会社を2,3社競合させ、客付けを依頼されている物件を見ますが、
正直、看板ばかりベタベタ貼っていて「その会社の宣伝に利用されているだけ」にしか見えません。プロから見ると「客付けに苦労しているんだろうなぁ」としか捉えられず軽くみられる傾向にあります。大切なことは、「ご自身の意志が反映できて、尚且つご自身の想いを実行しようとする」パートナーを見つけることです。
ここでポイントとなるのが「自分の意志を反映できる」という所ですが、「自分の言う事を何でもハイハイと言って聞く」という事ではありません。
ちゃんと「意見を言えて、行動もできて、成果を出す」という所です。
何でも「ハイハイ」と聞くところは実行していますか?「ハイハイ」と受け流していませんか?
お互いに運営について相談できるパートナーになれることが重要なのです。

【幹事会社を決めるメリット】
①自分の物件を中心に考えてくれる。(客付けを優先してくれる)
②物件の歴史が解っているため、意志の疎通が行いやすい。
③緊急トラブルが発生した際、物件の構造や設備が解っているため、対応が早い。
 住民へのフォロー早く、大きなクレームになりにくい。
④毎月の収支が解っているため、収入や支出に合わせた対応をしてもらえる。
⑤自分の代行者として建物を大事に扱ってくれる。

【幹事会社を決めないデメリット】
①トラブルが発生した際になかなか対応しない。(うちは関係ない…。)
②仲介会社の「数ある商品の一部」としてしか扱われないので客付けが厳しくなる。
③建物の運営が良くなるような提案が受けられない。(最新の情報が入らない)
④自分が判断に迷ったときに本当に自分の為になる提案が受けられない。
⑤何かとトラブルや問題が発生した際にサービスを受けられずコストが高い。

などです。

もちろんこれはお互いの信用とリスペクトが大事です。
不動産賃貸業界は日々進歩し、日々新しいサービスが提供されています。
今までのように「不動産屋に任せている」では成果が出ない時代です。
真剣に不動産のプロと相談し、協議し、新しい取り組みを行っていかなければ
取り残されてしまいます。
まず、自分の任せられる本当のプロを、自分の不動産を間違いなく大切に考えてくれるパートナーを探してください。
そして、自分の意見とプロの意見を混ぜながら協議して決定していきましょう。
決して独りよがりにならぬ様、独善的にならないように協力してくれるパートナーに情報を貰いながら進めていくことが満室経営への近道になります。

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