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野田亮

「満室経営」にとことんこだわる空室対策の専門家

野田亮(のだりょう) / 不動産業

アールフィールズ株式会社

コラム

現在の入居者が求めている条件とは?

2021年10月22日

テーマ:空室対策

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: リノベーション工事収益不動産不動産管理

入居者が求める家が少ない、そのリスクとは?

どんな入居者にも対応できる家づくりこそオーナー様にとっては魅力のある物件に感じてしまうかもしれません。ですが、今、入居者が求めているのは「多様なニーズに答えるだけ」の物件ではなく、利便性よりも上にくる条件が増えてきた時代となりました。
賃貸物件に求めるこだわりが最上位の優先度となるため、利便性がよくてもニーズが伴わない物件は選ばれません少々不便でも、ニーズに沿った新しい物件を求めるようになってきたのです。

インテリア重視の世代が増える傾向に!

無難な壁紙や間取りよりも、より奇抜でより目立つ面白さを求める傾向が強くなってきています。
いわゆる、デザイナーズマンションが注目を浴びる中、そういったディテールを賃貸物件に求める入居者が多くなってきているのです。そういった物件は即埋まってしまい、空室待ちといった状態が続くオーナー様にとっても嬉しい悲鳴に繋がります。

こちらの写真は弊社でリノベーションをさせていただいた事例です。
実はこのお部屋ですが、通常より家賃を6万円UPした状態で入居者募集を行っておりましたが、これだけ賃料をUPしても「おしゃれだから入居したい!」というお客様が訪問され、契約に至ったという実績もあります。
[2年間の契約]
+6万円×24か月=1,440,000円! 144万の賃料UPに繋がったのです!

当然投資額は掛かりましたが長期的な目で見ると大きな収益になります。
「こんなお部屋は絶対他には無い!」と入居者の方から喜びの声を頂戴しましたが、それだけ今の入居者はオンリーワンのインテリアを重視されているのです。

こだわりは優先順位を持たせよう!

お客様自身のこだわりが強すぎると条件にマッチする物件はなかなか見つかりません。
つまり、こだわりの中でも優先順位を持っていただくことが必要な作業となるのです。
しかし、お客様個人でそういった答えを導き出すのが苦手な場合が多く、より明確な答えを引き出してあげるサポートが求められています。いい物件なのか悪い物件なのか、それはお客様自身が判断することです。
価値観はお客様によって変化しますが、大抵の場合統一している価値観は美観です。美観はキレイなほど好印象であり、ちょっとした汚れや使用感が価値を下げる傾向が強いです。
ですが、そんな時こそ「お客様の優先順位」を再認識していただき、よりその物件の魅力であるお客様の希望の条件とマッチしていることをお伝えすることが空室を作らないコツなのです。

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