音楽療育とは?音楽療育インストラクター講座の概要
千葉県、市川市、船橋市の【My Piano room】ピアノ・音楽教室、矢田美麗です(^^)
今日は以下について投稿してみたいと思います。
【過去記事】
・発達障害 対応に迷ったら⑥ ペアレントトレーニング
・発達障害 対応に迷ったら⑤ ABA療法とは
・発達障害 対応に迷ったら④ 視覚優位の子は目立つ色を見つけやすい
・発達障害 対応に迷ったら③ 冗談が通じない!?
・発達障害 対応に迷ったら② 夢中になって話を聞いていない
・発達障害 対応に迷ったら① 突然!違う話をし出す
エリスの論理療法
先日の記事「子どもの発達心理を探る」の続きのようですが、
アメリカの精神科医のアルバート・エリスが提唱した「論理療法」。
「悩みは心の持ちよう」「病は気から」のような、いわゆる「心が変われば行動も変わる」というような考え方のことです。
昔ながらに言う「頑固な人」のような考え方=イラッショナル・ビリーフは、「認知のゆがみ」とも言われ、この思考が強い人には「論理療法」が向いていると言われているとか・・・
頑固な考え方には理論で対抗する、ということでしょうか。(主人に試してみたい・・・笑)
さて、この「認知のゆがみ」のことが書かれていた中に、気になる文面を見つけました。
「認知のゆがみ」にはいくつか種類があって、例えばその1つに『ネガティブ思考』などがあります。
つねにマイナスなことを考えるだけでなく、良いことでさえ無視してしまうことや、何でもないことでさえ悪い出来事に変えてしまったりする思考のことですね。
昔は私も『ネガティブ思考』だった時期もありました。
これって、なかなかここから抜け出せないのですよね・・・
他にも、物事の深読みや先読みのし過ぎをしてしまったり、感情を決めつけてしまったり、「認知のゆがみ」は、その人が幼少期に構築された「人生のポジション」によって凝り固まってしまった思考もあるといいます。
そして気になったのが、「白黒思考」という文字。
全か無か、のような考え方、が、この「認知のゆがみ」の中に載っていたのです。
でもこれって、発達特性の中に出てくる「ハイコントラスト知覚特性」と似ていますよね。
白か黒か。
これを、論理療法で対処する??いやいや、難しいのではないかな・・・・
物事を理論的に解釈したくなる特性
発達障害の人は、「曖昧な事柄」や「抽象的な概念」に弱さがあるため、「物事に理由をつけたくなる」ことや、「答えを早く知りたい」といった特性が出ることがあります。
これは、「曖昧さが苦手」という、脳や神経系の特性であると考えられています。
先に書いた「認知のゆがみ」の「白黒思考」の中にも、似たような文面が書いてあって・・・
この思考の場合には論理療法が効果的と・・・・
エリスは、この頃から発達特性の人を治療していたのか、もしくは「発達障害」という言葉はまだなくて、本当は脳の特性であったにも関わらず治療しようとしていたのか・・・・分かりませんが、
私の考え、脳の特性である以上「治療」は出来ないものだと思っていますので、
単に白黒思考だからと言って心理的なアプローチが効くとは思えないのです・・・
それとも、頑固な思考「イラッショナルビリーフ」は、心理的なアプローチで柔軟でニュートラルな思考「ラッショナルビリーフ」に変えられることがあるのでしょうか。
(頑固な父親に試してみたい。笑)
脳の特性を長所として捉える
発達特性のある子は、人の話を遮ったりすることがあります。
注意の持続が困難なこともあります。
また、質問が終わる前に答えたり、喋りすぎたりすることもあります。
でも、これらはすべて、「ポジティブ思考」に変えることが出来ます。
人の話を遮る人は、躊躇せずに介入することが出来る人ですし、
注意の持続が困難なのではなく、切り替えが早いという特徴でもあります。
質問が終わる前に答えるのも、喋りすぎるのも、コミュニケーションに積極的ですし、素早い反応が出来ているということです。
ネガティブ思考からポジティブ思考に変えることで、きっと周りも笑顔になりますね♪
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