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和泉俊郎

黒字化支援から相続まで親身にサポートできる税理士

和泉俊郎(いずみしゅんろう) / 税理士

和泉税理士事務所

コラム

寝ても覚めてもお客様の視点で考えよ!  <浦安・市川の中小企業支援コラム>

2022年6月26日

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 働き方改革ビジネスモデル

「素人の発想」を大切にし、セブンイレブンを業界の圧倒的トップへ押し上げた名誉顧問・鈴木氏だが、プレジデント7月号は、次々とヒット商品を生み出した発想の源泉に迫るべく、ロングインタビューを敢行した。以下要約抜粋して紹介する。

新しいことに挑むとき、答えは過去にはありません!

 お客様は、常にものごとの新しさやこれまでしたことがない新しい体験に価値を感じる。とすれば、売り手は常に新しいことに挑戦し、新しいものを生み出して行かなければなりません。新しいことに挑むとき、答えは過去にはありません。過去の経験をもとに、その延長線上で今なすべきことを考えるのではなく、未来の可能性が見えたとき、そこから顧みて、過去や現在を問い直し、これから挑戦すべきことを決める。目指すものを実現する方法がなければ、自分達で方法を考え、必要な条件が揃っていなければ、その条件そのものを変えて、壁を突破して行く。未来へとジャンプし、未来を起点にして発想する、いわば、“跳ぶ発想”です。仮説とは、正に“跳ぶ発想”の中から浮かび上がるのです。

自分で掘り下げて考える習慣を身につけよ!

 仮説を立てるときの出発点は、ものごとに対して疑問を発することです。世の中で云われていることを簡単に鵜呑みにせず、「本当にそうか」と常に問題意識をもって自分で掘り下げて考える習慣を身につけることです。すると、日々起こる様々な出来事の本質を見抜く力が着いて来ます。本質を見抜けば、「こうしてみてはどうか」「こういうことが出来ないか」という仮説が自ずと浮かび上がって来ます。私が80歳のときには、金の食パンを発案し、大ヒットへと導きましたが、当時、100円台だった食パンが、専門店やレストランでは、一斤400円でも人気を博していて、それが頭の中のフックに引っ掛かったのです。それからは、新聞含めあらゆる情報に接したとき、「質の高いものを消費者が求める」例が頭の中のフックに向こうから引っ掛かって来るのです。本質はそこにあったのです。

お客様の視点に立った発想を徹底して自分に染み込ませる!

 ヒットメーカーと呼ばれる人々に共通しているのは、普通の生活感覚で考えると云う視点や発想を大切にしていることです。誰もが仕事から一歩離れると買い手の立場になりますから、お客様の心理が読めるはずなのです。日常生活の中で感じた疑問から発想することが重要です。寝ても覚めても買い手側の立場でものごとを考えてしまう位、お客様の視点に立った発想を徹底して自分に染み込ませる。人間は自分が主体になると、一歩下がって考えることが出来なくなり、固定観念や既存の概念、売り手の都合から抜け出せなくなる。絶対に思い込みを持たず、常に頭の中を白紙の状態にする習慣を身につけることです。

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