令和6年度税制改正大綱 賃上げ促進税制の改正 <浦安市川の中小企業支援コラム>
年頭所感は新しい1年を占う貴重なデータです。今回は著名な二人の経営者の年頭所感を以下要約抜粋して紹介させて頂きます。。
SBIホールディングス・北尾社長:
今年は、「辛丑」(しんちゅう・かのとうし)です。「辛」は“つらい”“からい”だけでなく、「新」にも通じます。史記の律書にも「辛は万物の辛生(新生)を言う」とあります。一方、「丑」は手の指先に力を入れ爪を立て、強くものを執る形とされ、また、紐(ひも)の意ともされ束ねる、統率する、結ぶといった意味があります。昨年は新型コロナにより、世界の社会・経済構造において急激かつ未曾有の大変化が生じました。前年から続く革新への動きは一層強まり、今年を端緒として革新の嵐が吹き荒れ、随所で痛みも伴われるが、同時に大きな希望も芽生えてくるということになります。また、丑は結びであり、分断された個や組織・社会がコロナ収束後により良い形で再び繋ぎ直されねばなりません。株式相場格言では「丑つまずき」と言われ、特に夏以降気を付ける必要がありましょう。また円高リスクも高くなると予想します。
三菱商事・垣内社長:
世界中で中国のみがコロナ禍からいち早く抜け出し、順調にGDPを拡大させていることにより、国際的なプレゼンスが増しています。2030年頃には中国が米国を経済力、軍事力の両面で凌駕し、世界の覇権国となる未来を予言しているのかもしれません。中国の隣国に位置する日本はどうあるべきなのか。2021年の新年にあたり、地政学リスクの最難解テーマは正にそこにあるのだと再認識致しました。また、ヨーロッパに端を発した脱炭素の動きが、日(2050年までにネットゼロ)・米(パリ協定へ復帰)・中(2060年までにネットゼロ)へと世界中に浸透し、この流れは不可逆であることが鮮明になりました。そして、当社の最重要戦略であるDXとEX(エネルギー転換)。こうした基本構造を踏まえた上で、これから皆さんが色々な仕事を推進していくに当たって、どうしても相手に理解して貰いたい場面があるかと思います。自分の話を相手に理解して貰いたい時の心構えについて話して置きます。その際に、一番大事なことは「論理」ではなく「信頼」です。相手からの「信頼」を得て初めて聞く耳を持って貰えるからです。その上で、情熱を持って「共感」を得ることで、漸く理解し合えたことになります。これは古代ギリシャの紀元前4世紀に活躍した哲学者アリストテレスの、「人を説得する為の3要素」です。敢えて重要な順でいうと、信頼、共感、論理という事になります。2400年続いている人間の極めて本質的なコミュニケーションの要諦、永遠に不滅の真理と言えます。是非参考にして下さい。
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