令和6年度税制改正大綱 賃上げ促進税制の改正 <浦安市川の中小企業支援コラム>
今年の大手企業の年頭所感は、IOT、AI等による革命的変革時代の到来に言及し、その強烈な波に乗り更なる飛躍を目指すとするものが目立ち、「新時代到来の現実味」を感じますが、その中から、三菱商事・ソフトバンク・伊藤忠の3社の社長の年頭所感を以下抜粋要約して、紹介させて頂きます。
三菱商事・垣内社長
アップル、グーグル等米国の5社、アリババ等中国の2社、これら時価総額合計500兆円の巨大ITプラットフォーマーが世界を牽引し、EV化・自動運転化により、ボディ、内装等、ありとあらゆる業界で自動車に係わる製品の革新が起こり、バッテリーについては、容量の巨大化や高性能化がエネルギー革命を誘発していく。そして、人工知能が人間の能力を上回る可能性さえ出てきており、全産業に多大な影響を及ぼし、ビジネスモデルそのものが変革を迫られることになり得ます。その意味で、現在置かれている状態は「産業革命の真っただ中」と云え、人類が火や電気を初めて見つけたような、強烈な産業革命期に入っており、あらゆる産業が根本から立ち位置を変えようとしていることに注目すべきです。米国の法人税減税等といった個別の政策はテクニカルな一時的事象であり、もっとファンダメンタルなエネルギーが経済環境を持続的な好転に向かわせていると思うのです。
ソフトバンク・孫社長
今、世界中でテクノロジーによる社会、産業、ライフスタイルの変革が起こっています。昨年行った投資は、次世代のインフラとなりえるプラットフォームやビジネスモデルを持つ企業ばかりです。こうした投資先企業と密接にコラボレーションしていくことで、さまざまな化学反応を起こし、新しい価値を提案し、世界中で起こっている変革をさらに推し進めることができると考えています。テクノロジーの進化によって引き起こされる変革やイノベーションは、今年もさらに加速していくことでしょう。
伊藤忠商事・岡藤社長:
今、世界ではAIやIoTといった次世代・新技術の活用により、「第4次産業革命」とも言われるようなビジネスモデルの大変化が起きています。今年は特に大きな変化の年になるはずです。昨年の好業績の余韻に浸っている時間はありません。守りに入ってしまうと、あっという間に世界の動きに乗り遅れてしまいます。本来、総合商社は、世界の最先端の動きに敏感に反応して商売を工夫するのが持ち味です。時代の流れに対して危機感を持ち、常に何か新しいことに挑戦するというハングリー精神を忘れず、できない理由を探すのではなく、とにかく試行錯誤してやってみることを心掛けてください。
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