令和6年度税制改正大綱 賃上げ促進税制の改正 <浦安市川の中小企業支援コラム>
10月18日、国税庁は、平成28年度(平成28年4月1日から平成29年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成29年7月末までに申告があったもの)における黒字申告割合は33.2%と、前年度に比べ1.1ポイント上昇し、6年連続の上昇となったと公表しました。
黒字申告割合はリーマンショックで25%まで低下していましたが、その後、徐々に回復しています。然し、それでも、約7割が赤字の状況です。
中小企業の黒字割合は23%!
全体では33.2%が黒字ですが、法人税の申告件数は286万件であり、その286万社の内、規模別の内訳は大企業(資本金1億円以上)が1万社、中堅企業(資本金1億円未満1千万円以上)が56万社、残りの229万社が中小企業となります。大企業と中堅企業は半分以上が黒字と云われており、逆算すると、いわゆる中小企業の黒字割合は23%程度となります。
起業しても10年後には3割が淘汰されている
中小企業庁のデータでは、企業の生存率(どれだけの会社が起業後に継続して事業を行っているのかを表す割合)を見てみると、10年後には3割、さらに20年後には5割近くの会社が淘汰されています。赤字が続くと自ずと、資金不足を起こし、企業の存続が困難となり、倒産・廃業に至ります。約7割が赤字との実態は、そのデータの信憑性を裏付けるに十分です。
法人税の申告所得金額総額は、過去最高!
国税庁が公表したその他のデータでは、申告所得金額の総額は63兆4,749億円、申告税額の総額は11兆2,372億円となり、申告所得金額の総額については、前年度に比べ1兆9,388億円(3.2%)増加、7年連続の増加となり、申告所得金額の総額は、過去最高となったとのことです。
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