千葉県の2017年の地価動向　浦安・市川は高め　　　＜浦安・市川のの中小企業支援コラム＞

2017年3月26日

コラムカテゴリ：ビジネス

国土交通省は3月21日、2017年の公示地価（１月１日時点）を公表しました。

住宅地の全国平均は前年から横ばい（０・０２２％上昇）で、９年ぶりに下げ止まりました。然しながら、地方を中心に、まだ全調査地点の４割超で値下がりが続いており、都市部の特に駅の近くなど利便性の高い場所が値上がりして地価全体を押し上げている状況が続いています。

一方、商業地の全国平均は１・４％上がり、上昇は２年連続となり、訪日客に人気の地点で値上がりが目立ちました。有名観光地の京都・八坂神社近辺などは３～４割の上昇率でした。

千葉県の地価動向　住宅地

０..２％（昨年も０．２％）の上昇で、沿線別でみると、総武線・京葉線・東西線沿線（市川市～千葉市中央区、美浜区、浦安市）、東京湾アクアラインの結節部（君津市、木更津市、袖ケ浦市）、都心と鉄道で直結する松戸市、鎌ケ谷市のほかに成田市、鴨川市、市原市、富里市の４市も含め、計１７市区が上昇しています。このうち、最も上昇率が大きいのは、君津市の５．５％（昨年５．４％）です。

更に、地域別に見ると下記の通りです。

東京圏東京近接地域〔１４市区〕：
千葉市中央区、千葉市花見川区、千葉市稲毛区、千葉市若葉区、千葉市緑区、千葉市美浜区、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、柏市、流山市、八千代市、浦安市
0.2％の（昨年0.2％）上昇。

東京圏その他地域〔１６市町〕：
木更津市、野田市、成田市、佐倉市、市原市、我孫子市、鎌ケ谷市、君津市、富津市、四街道市、袖ケ浦市、印西市、白井市、富里市、酒々井町、栄町
0.2％の（昨年0.3％）上昇。

地方圏〔２３市町村〕：
銚子市、館山市、茂原市、東金市、旭市、勝浦市、鴨川市、八街市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、大網白里市、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、一宮町、長生村、白子町、長南町、御宿町
△0.2％の（昨年△0.2％）下落。

千葉県の商業地の地価動向

１．４％（昨年０．９％）の上昇で、沿線別でみると、総武線・京葉線・東西線沿線（市川市～千葉市中央区、美浜区、浦安市）、東京湾アクアラインの結節部（君津市、木更津市、袖ケ浦市）、常磐線沿線（松戸市、柏市）のほかに成田市、市原市、鴨川市、富里市、千葉市若葉区、八千代市、鎌ケ谷市、千葉市緑区の８市区を含め、計２１市区が上昇しています。このうち、最も上昇率が大きいのは、君津市の６．３％（昨年５．９％）です。

更に、地域別で見ると下記の通りです。

東京圏東京近接地域：　1.7％（昨年1.0％）の上昇。
東京圏その他地域：　1.5％の（昨年1.4％）の上昇。
地方圏：　△0.1％の（昨年△0.2％）下落。

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