もっともっと強くなれる!   <浦安市川の中小企業支援コラム>

和泉俊郎

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1月の箱根駅伝・10月の出雲駅伝に続き、11月6日、青山学院大学は全日本大学駅伝を制覇し、大学駅伝の三冠を達成しました。原監督はGMOインターネットの陸上実業団チームのアドバイザーも務めており、日本陸上界の変革への熱い思いを抱いており、大学の領域を超え、東京五輪の長距離種目でメダル獲得を目指すと意気軒昂です。日経トップリーダーの記事等より、以下要約抜粋して紹介させて頂きます。

陸上長距離競技を、もっと明るく、強く、メジャーにする!

目指すのは、日本の男子陸上長距離競技を、もっと明るく、強く、メジャーにすること。その為に倒すべきはライバル校じゃない。この陸上界に染みついた「体育会系」思考です。年功序列、伝統重視、絶対服従。先輩と監督が言えば、黒でも白になる。結果、選手は皮肉にも大舞台で弱くなる。自分で考えられない。孤独に弱い。オリンピックや世界大会を見れば、一目瞭然です。長年、陸上界は結果を出していない。そんな「体育会系」を捨てたから、青学の今があります。選手達はチームで目標を立て、自ら学び、勝った。目指すべきは、世界で勝つ、マラソンで勝つ。妄想じみて聞こえるかも知れませんが、青学を10年で優勝させると宣言したときも、ほら吹きと呼ばれました。「だったら、このほら、叶えようじゃないか!」と心底思ってます。

キーワードは言葉

青学の監督に就任して、「感動を人からもらうのではなく、感動を与えることのできる人間になろう」と、最初にドンと謳ったんです。キーワードは「言葉」です。具体的には、「朝の一言スピーチ」という寮で行っている習慣があります。学生が何かキーワードを設定して、1分間で起承転結をまとめて、最後に陸上の世界に置きかえて話す。監督の私はあえてコメント
しません。私がコメントすると、私に気に入られるような内容になっちゃう。だから、ただニコニコしておく。いい内容のときは周りから自然と拍手が起きます。寮生たちと私、合計40人の前に立って話をするのは、同じ仲間でもそれなりに緊張しますよ。その積み重ねで考える能力が出てくる。

自分で考え納得すれば、腹落ちする!

陸上競技で一番大切なのが規則正しい生活ですが、監督命令だと思ったら絶対に腹落ちしません。やらされ感があるとぎりぎりになったり、門限を破ったりしてしまう。自分自身が「箱根で勝つ」という目標を持ち、そのために必要なんだと思っていたら、自己管理しようという意識になり、いつも以上に早く帰って体を休めようという思考になるのです。表現力のある選手はチームメートをよく見て、相手の良さを言葉にすることができる。そういう選手は自分に対しても観察できて、「どうすればもっと速く走れるか」「どうケアすれば故障しないか」と考えることができます。サラリーマン時代の営業経験を生かして、「自立」に重きを置き、週、月、年単位で目標設定させ、自ら結果を把握させ、どうすれば良いか考えさせました。その数字にたどり着けないとき、阻害要因がある場合には、なぜそれが起こるのか、いつになったら乗り越えられるのかを伝えますね。それらを伝えるのが管理職の役割だと思います。


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