令和6年度税制改正大綱 賃上げ促進税制の改正 <浦安市川の中小企業支援コラム>
今や売上高10兆円が目前に迫るソフトバンクグループの孫社長は、時に大言壮語と揶揄されながら、着実に結果を出して来ています。100年企業を遥かに超え、300年企業を目指すと公言し挑戦を続ける孫社長の事業家魂を、以下要約・抜粋して紹介致します。
志が大脳を活性化する
この二十数年、日本はもうほとんどGDPが成長してない。国全体が活力を失っている。こういう時にこそ、龍馬のような高い志を持ち、もう一度世の中を活性化させると、そういう想いが大切だ。全く異なる環境に飛び込み、もう一段の飛躍のため絶対に成功させねばならない運命を背負った時に、人は、初めて大脳が活性化し始める。組織も同じだ。買収など困難なことに真正面から取り組んでいる時に快感が生まれ、その快感を楽しみ始めると次々いいアイデアが出てくるものだ。
現場と本気でぶつかり合うのが大事
M&A等で、解決案が見えない時は苦しいものだ。頭の中で七転八倒し、胃もキリキリと痛む。そういう時は、もうとことん苦しみ抜き、考え抜くしかない。酔っ払ったりして一時的に忘れても、意味が無い。解決案が浮かび、実現した時に初めて心が解放される。事業家として一番の快感を感じる時だ。解決案を見出す秘訣は、現場と同じ次元で、同じ目線で本気でケンカすることだ。大切なのは現場の一番詳しい人に聞くこと。現場と本音でぶつかり合うのが大事で、きれい事だけで物事は解決しない。
本気の感動が道を拓く
日本では本田宗一郎さんが一番好きだ。僕が若い頃、本田さんの自宅パーティに招いて頂いたことがある。僕は若くて無名。そこには偉い人達が沢山いるのに、本田さんは僕に、「パソコンって何だ?」「それが進化したらどうなるんだ?」と次々に質問を浴びせて来る。説明すると目を輝かせて「そうか!すごいな!」と本気で感動してくれた。僕はその姿を見たときに「ホンダが伸びた理由はこれだな」と思ったよ。あんなに感動されたら、エンジニアはこのおじさんを喜ばせたいと思っちゃう。
高い志と先を見る力、そして決める力
頭の良い人や商売の才覚を持った人は一杯いる。でも成功した人に共通するのは、高い志を持っていることだ。それはどの時代でも同じ。志がないと、命がけで一緒に旗を掲げようという同志は集まらない。今までで会った経営者で一番はアップルの創業者スティーブ・ジョブズだ。彼は頭の中で創り上げ何としても実現するという洞察力・決断力、そして集中力で世に出た。先を見る力と、見えたからこそ決める力。彼からは本当に多くを学んだ。
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