経営力強化保証　4月から県や市の融資も一本化OK！

2013年5月4日公開 / 2014年7月3日更新

コラムカテゴリ：ビジネス

経営力強化保証は、認定支援機関の力を借りながら経営改善に取り組む場合、複数の借入債務を一本化し返済負担の軽減を図る借換保証を推進し、且つ、保証料を0.2%減免する制度ですが、3月末までは、県や市の融資が絡んだものは対一本化の対象外とされ、やや中途半端な面がありました。

然し、朗報です。4月1日からは県や市の融資が絡んだものも一本化の対象とすることとされました。これに伴い、更に使い勝手の良いものとなります。概要は以下の通りです。

支の対象の中小企業者：金融機関及び認定経営革新等支援機関の支援を受けつつ、自らの事業計画
　　　　　　　　　　　　　　　の策定並びに計画の実行及び進捗の報告を行う中小企業者
保証制度の内容：保証限度額は　2億8000万円（一般の普通・無担保保証）
　　　　　　　　　　　保証割合は、責任共有保証（80％保証）。ただし　100％保証の既保証を
　　　　　　　　　　　同額以内で借り換える場合は例外的に100％保証
保証料：一般保証における保証料率から概ね0．2％引き下げ
条件：認定支援機関の支援を受けて事業計画を策定し、四半期に一度、金融機関に対して事業計画
　　　　　の実施状況を報告

この制度の活用により、保証協会付融資を一本化し、返済元金額を減らし資金繰り負担を軽減しながら、経営の改善を図っていくことが出来ます。

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