これが正解!家づくりのステップその三~家が建つまでの期間を把握しておく~
~住宅資金は3ステップで考える~
ライフプランを把握した上で、総予算を考えましょう!
★ライフプランでは家計簿が重要★
住宅資金は、
①ライフプラン
②住宅ローンの選定
③月々の返済可能額
などから総予算を逆算して家・土地・諸費用への予算配分を決める、という3ステップで考えます。
最初は
【①ライフプラン】です。
これは、生活費や教育費など支出を把握し、その上で、将来設計から予測される何十年も
先までの支出を見通すことです。
ここで重要なのは、家庭の中での支払い可能額を算出すること。
そうでないと、普段の生活にとって住宅ローンが大きな負担になりかねません。
家庭での支払い可能額を掴むには、普段いくら何に使っているのかが書かれた家計簿が
不可欠になるわけですね。
もう1つ大切なのは、現在の生活費と、家を建ててからの生活費との比較をすることです。
現状が、たとえば賃貸住宅にお住まいで駐車場を借りている、とします。
すると、駐車場付きの家を建てれば、毎月の駐車場代が浮くわけですよね。
逆に、税金や光熱費などは、賃貸住宅のままの方が安いので、駐車場代を差し引いても
現状のほうが生活は格段にラクという場合もあるかもしれません。
ですから、家を建ててからの生活費はいくらかかるのか?ということを、シミュレーションをして
具体的な金額を掴んでおくといいと思います。
シミュレーションをする時は、家を建てると負担が重くなるのかどうかだけでなく、
重くなるとしたらそれを解決する手立てが何があるのか
(専業主婦の奥さんに働いてもらえるのか?とか、保険料を下げられないか?など)を
検討してみましょう。
★基礎知識を身につけて自己防衛を★
次に②の住宅ローンですが、一度でも調べたことのある方ならおわかりだと思いますが、
住宅ローンの種類は今、すごく沢山あるんです。
その為、どれにすればいいのか、迷ってしまう方が本当に多いんです。
ライフスタイルとか経済事情は人それぞれなので、どの住宅ローンがいいかは一概には
申し上げられません。
でも、住宅ローン選びで失敗するリスクを少しでも減らすためにも、せめて基本的な知識くらいは
身につけておいていただきたいと思います。
たとえば、固定金利期間選択型(5年、10年など、一定期間に固定金利が適用されるタイプ)と
変動金利型(短期間で金利が見直されるタイプ)の違いとか、景気の動向と金利について、
などです。
近年は低金利がずっと続いていますが、金利が1パーセント上がっただけで、月々の支払い額が
1万円以上違ってくる場合があります。
資金計画をするうえでは住宅ローンの選択も大切なポイントになってきます。
1つの目安としては、10年以内の短期の返済は変動型、それ以上の
長期の返済の場合は固定金利が安心です。
★ライフプランから毎月の返済額を決定★
①と②について把握したら、月々ムリなく返済できる金額が予測できますよね。
その支払い可能な金額から逆算して住宅ローンでいくら借りるかを決め、借入金に
自己資金を足して住宅資金の総予算を決定します。
住宅ローンの借入金+自己資金=総予算
この総予算から、
建物にはいくらかかるのか?
土地にはいくらかかるのか?
諸費用がいくらかかるのか?
と予算を配分していくのが③になります。
総予算-土地の金額-諸費用=建物の金額
以上のように、①、②、③の順で住宅資金の総予算と配分を
考えれば、そうそう失敗することはないでしょう。
↓過去のコラムはこちらから↓
これが正解!家づくりのステップその五
これが正解!家づくりのステップその四
これが正解!家づくりのステップその三
これが正解!家づくりのステップその二
これが正解!家づくりのステップその一
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