住宅の断熱性能を目で知る方法
From:高橋 徹@生活工房Life
横手市神明町の事務所より、、、
12月も中旬ですね。
今年も残りわずかとなりました。
これから年末に向け国民的行事が目白押しです。
公務員やサラリーマンの方はもう少しで
ボーナスが支給されますね!
自分へのご褒美で何か買いますか?
それとも海外旅行に行きますか?
どちらにしてもワクワクしますね。
一方で、
ボーナスでても余裕なんかないよ・・・
と感じている方も多いと思います。
住宅ローンのボーナス返済をしている方は
特にこう感じていると思います。
今回はこの疑問にお応えいたします!
ボーナス返済あり、なし、どっちがお得??
これから家を買おうと考えている方は
ボーナス払いを組み込むべきか、そうしない
方が良いのか迷いますよね。
では、住宅ローンの返済をボーナスなしと
有りとではどちらがお得なのか?
早速シミュレーションしてみましょう。
住宅ローン:2500万円
返済期間;35年
金利タイプ:全期間固定、1.3%
ボーナス払いなし
毎月の返済額;74120円
総返済額:約3113万円
この場合、約613万円が利息となります。
では、ボーナス払い有りだと
住宅ローン:2500万円
返済期間;35年
金利タイプ:全期間固定、1.3%
2500万円のうち500万円分をボーナス払い
毎月の返済額;59260円
ボーナス期返済額:148430円
総返済額:約3114万円
この場合、約614万円が利息となります。
比較してみると、ボーナス払いなしの方が
約1万円お得になりました。
数字だけでみるとどちらを選んでも、そんな
に大きな違いはありませんね。
だったらボーナス払いを有りにして毎月の
返済額を安く済ませようと思いました?
でも、この考え方はちょっとどころではなく
危険です。
ボーナスは確実ですか??
まず、ボーナスは企業の業績に依存します。
業績が良ければ毎年支給はありますが、
そうでなくなると、真っ先にボーナスカット
が始まる可能性があります。
これは公務員だって例外ではありません。
地域の税収が下がれば下がるほど、そうなります。
つまり、民間でも公務員にしてもボーナス
支給についての”確実性”はないということです。
将来、ボーナス支給の確実性が確保できない
限り住宅ローンの返済に一定のリスクを抱えている。
こう考えるべきですね。
私が住宅購入コンサルティングをする際は必ず、
こういったことを踏まえてお客様に合った住宅ローンの
返済方法を考えます。
今の企業を退職するなどの理由でボーナスの支給が
なくなったら、家計的には“クリティカルヒット”です。
あなたの会社でボーナスは支給されなくても、
住宅ローンの返済は待ってくれません。
こういった時に備えて、住宅を購入する時は
一年くらいは何があっても生活していける
現金を手元においておくことが大事ですね。
ボーナスなくても、ボーナス払いが出来る!
また最初からボーナス払いをありにするのではなく、
ボーナスがでたら、家計を確認しながら自分の好きな
額だけ住宅ローンの返済にあてるといった方法もあります。
これはボーナスの支給がなくても関係なく返済が
可能な方法です。
“マイボーナス返済”とでも呼びましょう。
そもそもですが、ボーナス払いを選択しなければ
月々の返済額が厳しい。
こような状態だと、それは、あなたにとって最適な
住宅購入予算でない可能性があります。
あなたがこれから家の購入を考えているなら、
ボーナス払いありの返済について、毎月の”楽さ”
ばかりを注目するのではなく長期的な視点で
住宅ローンの返済方法を考えてみてくださいね!
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