家計簿の向こう側
From:高橋徹@生活工房Life
先月27日(日)、秋田県児童会館・子ども劇場で私の友人が
主催するピアノ教室の発表会があり、家族で観にいきました。
劇場の中に入ると、生徒たちが演奏する曲を順番でリハーサル
を行っておりました。
13時半発表会開演
こういった演奏系の舞台を観ると、ホールは暖かいし、
音色も素晴らしいので、ついつい、ウトウトしてしまう
のですが、この日は違いました。
最初から最後まで睡魔が襲ってくることはありませんでした。
一体なぜでしょう?
頭がフル回転
それは演奏する曲目ありました。
クラシックのみならず、JPOP、ジブリ
子どもから大人まで、一度は聞いたことのある
曲目が多かったのです。
演奏中は自然と頭に歌詞が浮かんできて、睡魔が入り込む
隙間が全くありません。
ステージから一番遠い席に座っていたのですが、
私見た限り、お客様の誰一人として居眠りしていたかたは
いらっしゃいませんでした。
とても良い工夫ですよね!
演奏も素晴らしく、小学生から高校生まで、
あの緊張の中、全員が堂々と練習した曲を披露してくれました。
誰でも上手に弾ける
発表会終了後、控室で友人とお話ししたのですが、
今年からピアノを始めた生徒もいたようです。
ものすごく上達が早い。
みんなそうなのか?個人差はあるでしょう?
いやいや、的確にその子にあった練習をさせることで
誰でも短期間ここまではできるとのこと。
これはすごいノウハウです。
家づくりも似たところがあります。
家づくりに先生はいない
ほとんど方は初めての経験ですし、すでに住宅を建築した方も
最初から最後まで何をどのようにして現在に至るかは
説明できない場合が多いです。
やることが沢山ありすぎて、記憶しきれないから、
先生になるのはかなり難しい。
ピアノは自由に練習して自由に演奏してね
と言われても、生徒たちは上達もしないし、
きちんとした演奏できないでしょう。
家づくりも一緒です。
「自由に設計できます」
「全て、思いのままの家ができます」
と言われても、練習も出来ないし、先生もいないので中々上手な家づくりは
難しいでしょう。
その結果、思いの外、家が高かったり、絶対に合わない住宅ローンを組んだりと
いつまで経っても将来に不安が残る家づくりとなってしまいます。
ある程度は提案が欲しい
一番肝心なのは、あなた自身の住宅購入予算を知った上で
その予算の範囲で、的確なアドバイスをしてくれる業者を選ぶこと
「お客様、私たちが作る家はコンセントの位置一つから何もかも自由に設計できます!」
の提案は危険ですよ!