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社会の変化に対応した老後対策を。

土田茂

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テーマ:ライフプラン

秋田のファイナンシャルプランナー、土田です。

早いものでもう2024年も1か月と少しを残すところになりましたね。
年々1年が短く感じているのですが、このままではあっという間に老後です(笑)
年末はそう感じる方が多いからか?!日経新聞ではこんな特集が…。

2024/11/21Web版記事「令和時代の老後資金づくりとは? 編集部が激論」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2051K0Q4A121C2000000/

以下引用

いつかは必ず訪れる老後。資金が豊かであればグルメ三昧にクルーズ船旅行、孫にはお年玉と、夢は尽きない。そこで、本特集では思い描く夢の老後生活を実現すべく、老後資金づくりの方法やコツを紹介する。実はこの「日経マネー」の「老後資金1億円特集」は20年以上続いている長寿企画。しかし、この20年間に投資環境、もらえる年金、雇用情勢など、老後を巡る環境は急速に変わった。第1回目の今回は、今の時代に合った老後資金づくりとは何かについて編集部員が議論した。

引用終わり

記事では日経新聞の記者3名が老後資金について議論しているのですが、2000年代前半はマネー誌に「60歳までに1億円」という特集だったが最近は65歳までにに変わったという言葉もあり、老後の定義が変わってきていると感じました。

昔と違う点が他にもあり、まずはインフレ(物価上昇)です。政府目標が2%の物価上昇ですが、足元では2%のインフレが続いており、お金の価値が下がっていますね。

物価上昇率より低い金利では、お金の価値(購買力)が下がるので、よく「お金が腐る」と言う風に言われています。記事でも2%のインフレが36年続くと物価が約2倍になる。とあり、近年の物価上昇で65歳以上の夫婦の生活資金が28万円台になったことと併せて取り上げています。

また、住宅価格の上昇(特にマンション)もあり、長期のローン契約も増えていて老後にもローンが残るケースが多いにも関わらず、退職金は減少しており、昭和、平成時代の王道でもあった「退職金で住宅ローンを返済」という青写真も描きにくくなりました。

プラスの面は「新NISAやiDeCo」での長期運用が有利にできるようになったことと、老後も働く人が増えたことを挙げています。
74歳就業率も40%を超えており、働かない時期を老後とすれば、75歳からが老後になっていくでしょう。

何れにしても社会の変化が老後に及ぼす影響は大きいですね。

こうなると、老後も働くから大丈夫!という声も聞こえてきそうですが、働くとしても問題はあります。

まず健康面。健康を害してしまっていれば思う様には働けません。心身ともに健康でいることが老後準備にもなりますね。

そして能力面。職業がどんどんAIやロボ、そして外国人にも取られていく時代ですので、そういった職能がないと満足な環境では働けないかも知れません。キャリアプランや自己啓発も重要ですね!

更には、経済力。働くから大丈夫!と思うかもしれませんが、75歳まで働くにしても現役時代と同様に働くのはどうでしょうか?やはりある程度は休みながら、それこそワークライフバランスで生きがいの意味で働く方が幸福感は高いと思います。
もう一つは環境面もあり、例えば親の介護、配偶者の介護などがあれば働くことに制約も出るでしょう。お金があればすべて解決ではないところもありますが、経済力はここにも必要です。

ということで、社会の変化に対応するためにも、健康面、能力面、経済力を計画的に磨いていく必要性がありますね!

それを考えるのが「ライフプラン」です。

ぜひこの年末に将来のことを考えて行動してみませんか?

プロのサポートを得ながらという方はこちらからお問合せ下さい。




今日もありがとうございました。

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土田茂
専門家

土田茂(ファイナンシャルプランナー)

ライフ・デザイン・ラボ

顧客のライフプラン実現に向け、目に見えないお金の問題の解決をサポートする専門家です。公的な制度は勿論、様々な金融商品や情報を活用して、保険だけ運用だけの「部分最適化」ではなく「全体最適化」を行います。

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