iDeCoも上限引き上げに!選択肢が多くなる中何を選ぶか。
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの土田です。
好天が続き秋田でも桜のつぼみが大きくなってきました。
咲いてから一気に天気が悪くなる。なんてことにならずにゆっくりお花見したいですね!
さて、昨日もNYダウが続落となりました。
日経新聞2024/4/5Web版記事
「NYダウ今年最大の下げ 遠のく利下げ、リスク回避広まる」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0500S0V00C24A4000000/
以下引用
【ニューヨーク=斉藤雄太】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4日続落し、前日比530ドル(1.4%)安で終えた。下げ幅は今年最大となった。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言や原油高で利下げの開始時期が先送りされるとの警戒感が強まった。株売りに加え米国債や金が買われるなど、リスク回避の動きが広まっている。
ダウ平均の終値は3万8596ドルと1カ月ぶりの安値だった。1日の下げ幅としては2023年3月22日以来ほぼ1年ぶりの大きさを記録した。一時はプラス圏で推移していたが、午後2時以降に下げ幅を拡大した。
日中の高値と安値の差は861ドルと2022年11月末以来1年4カ月ぶりの大きさで、不安定な投資家心理を映した。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は1.4%下落した。
4日の株売りを誘ったのは利下げに慎重な姿勢を示したFRB高官の発言だ。
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は3月時点で年内2回の利下げを予想していたと明かしたうえで、インフレ鈍化が足踏みするようなら「なぜ利下げする必要があるのかという疑問が生じる」と指摘。年内の利下げ見送りの可能性に言及した。
引用終わり
記事の通り、今年最大の下げを記録しました。
要因はFRB高官の発言とありますが、今のアメリカ市場は企業業績と連動した株高ではない、「逆業績相場」と言われており、非常に不安定なところにあります。そんな中中東情勢も緊迫しており原油価格も上がってきましたので、インフレの解消⇒利下げというシナリオが崩れてきたという「きっかけ」ができて、その上での発言なので市場に大きく影響したと思います。
日本は逆に輸出企業を中心とした「業績相場」という意見も多くあり、短期的に見れば日本株が有望ということになるかと思いますが、一部大企業とその関連企業が恩恵を受けているだけで、現に個人消費は減少していますので、長期にわたって有望かは不明です。
そんな中「金」がまた上昇していますので、やはり投資は「分散投資」が大事ですね。
新NISAで投資をスタートした方も多くいると思いますが、株価はこの様に様々な要因があって動いており、また世界情勢が大きく変われば過去の投資成績は関係なくなる可能性があるものなので、分散投資はもちろん、ご自身のライフプランに合わせた「いつ、いくら必要?」をハッキリさせてから行うことが大切です。
そういったライフプランベースの投資を行っていれば、一喜一憂せず安心して投資が行えるのでぜひ取り入れて下さい。
今日もありがとうございました。