市場も下げ止まり!?この騒動で改めて明らかになったこととは?
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
今日は日経新聞一面に嬉しい記事が!
日経新聞 6/23 朝刊 「国産スパコン8年半ぶり世界一」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200623&ng=DGKKZO60664390T20C20A6MM8000
以下引用
スーパーコンピューターの計算速度を競う最新の世界ランキングが22日公表され、理化学研究所と富士通が開発した「富岳(ふがく)」が首位を獲得した。世界一は日本として8年半ぶりで、高速コンピューター開発(総合2面きょうのことば)を主導する米国と中国の2強体制に風穴を開けた。デジタル社会が到来し、高速計算機の進化は新しい薬や素材の探索、人工知能(AI)の活用などに革新をもたらす。富岳で新たに手にした計算力を企業や大学が優れた成果につなげていけるかが問われる。
引用終わり
という事で、アメリカや中国に取って代わられていた「スパコン世界一」を日本が奪還しました!しかも富岳は1秒間に41.5京回もの計算性能で、これは2位になったアメリカのスパコンに大差(14.8京回)をつけて堂々の首位!
資源のない国と言われる日本ですが(実は今後は資源分野でも光明があるらしいですが…)、技術によって世界2位の経済大国にまで昇りつめたのは今や昔。
研究論文数でもアメリカ・中国に大きく溝を開けられ、IMDの国際競争力ランキングでも90年代初めは1位だったものが2018年には30位という非常に残念な結果になってしまっていました。
しかし、このスパコン分野での世界一奪還は日本の技術力はまだまだ衰えていないどころか、今後も世界をリードする事ができるという証明になったと思います。
記事にある通り、スパコンは「現代社会に欠かせない研究インフラ」であり、新型コロナの感染対策でもこの4月から活用されているようですし、21年からは研究開発や産業競争力強化に向けた本格運用が成されるようですので非常に期待大ですね!
そして、このスパコンは防災(地震・津波など)から核実験まで幅広く様々なシミュレーションに活用されているようです。
世界最高の道具を手に入れたことで、後は使い方を間違わず有効活用して頂いて、技術開発や国際競争力の底上げ、防災力の向上などに繋がると最高ですね!
しかし、シミュレーションから現状の問題点と改善策などを導くとか、「ライフプランソフトを活用したライフプランニング」と同じだなと個人的に感じました(笑)
また、コンピューターはあくまでも「道具」であり、正しく使うことも大切です。
セカンドオピニオンで相談者様が持ってきた、「保険営業の方が作成したライフプランソフト結果」を見ると、保険を売るために計算数値をいじっているケースも度々見ており、コンピューターの悪用も問題です(汗)※他にも家を売るためにというケースも…とはいえ彼らも商品売るためにやっているので、そもそも目的が違いますからね…
また、シミュレーションはあくまでもシミュレーションに過ぎないという事も、念頭に入れておく必要もあります。※例えば税制や社会保障制度改革、インフレなどで大きく変わる可能性は常にありますし。
そういった事を分かった上で「道具」としてのコンピューター活用は非常に便利です。
スパコンでは勿論ありませんが、パソコンを使ったシミュレーションからライフプランを考えたいという方はぜひこちらからお問合せ下さい(笑)
何はともあれ、暗いニュースが多かった中でのこの快挙!
研究関係者の方々には敬意と感謝の意を表したいと思います!
今日もありがとうございました。