今年もありがとうございました。来年に向けてレッツリプランニング!
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
先日ドコモが携帯電話の通信料を最大4割の値下げというニュースが出ましたね!通信料は家計に与える影響も大きいので良いニュースだと思いました!
また、18日の衆院では携帯料金値下げ法案が可決されたので携帯料金の値下げ競争が始まるといいですね!
以前菅官房長官があと4割は下げられるはずだという発言をされていたのを受けての「4割」なのかは分かりませんが、初報を聞いたときは思い切った値下げプランかと期待しました。
しかし(やはりというか…)残念ながら期待外れの新プランになりそうです。
ITジャーナリストの石川氏によると、ドコモの新プランは料金形態を「通信料金」と「端末料金」の2種類に分けたもので、既にKDDIやソフトバンクが導入しているプランです。
そして、携帯料金値下げ法案の柱もこの「料金分離」ということなので、この法案を受けての新プランといえそうです。
今までは通信料金に端末の値引き名目で端末料金も乗っかっていたため、これを分離する事で機種を長く利用するかたはより安い料金プランが実現できるというものです。
ですので、取り合えずは機種変更を頻繁にする方には良いニュースとは言えないかも知れません。
では機種を長く使う方には良いニュースかというとこれも微妙です。
というのも、前述の石川氏のコラムでは、4割安くなるのはデータ容量が1ギガ未満の部分のみという話であり、来年からいよいよ大容量通信規格である5Gが普及するということを考えると、何とも時代錯誤感があるという事です。
つまり今回のドコモの値下げは、実質的には競合2社に追いついた程度であり、見出しに踊った「4割値下げ」は嘘ではないけど…というものです(汗)
これでは3社が談合して料金を下げないようにしていると思われても仕方ないですね。
そしてこれが格安キャリアにユーザーが流れる理由ですが…
という事で、石川氏のコラムも、「楽天に期待」という内容となっていました!
10月に第4のキャリアとして登場する「楽天」がどんな料金プランでユーザーの支持を得ようとするのか楽しみです!※いよいよ私もキャリアチェンジかな?(笑)
今日もありがとうございました。