WBC敗戦に見る、変化への適応

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



先日、WBCで日本が準々決勝で敗退しました。
試合を見ながら感じたのは、
単なる戦力差ではないということです。


この10年で、野球そのものが大きく変わりました。
特にメジャーリーグでは、データ分析をもとに
戦い方が大きく変化しています。


打球速度、打球角度、回転数、ゾーン別の打率。

こうしたデータを使いながら、

  • 投手の継投
  • 守備位置
  • 球種配分
  • 打撃戦略

が決められています。


つまり、データは単なる参考資料ではなく、
意思決定の基盤になっているのです。


日本でもトラックマンなどが導入され、
データ分析はかなり進んできました。
ただ、現場での扱い方はまだ違うように感じます。


多くの場合、データは
「参考にするもの」
として使われています。


メジャーリーグでは
「意思決定の前提」
として使われています。


この差は、実は大きいと思います。


今回の試合を見ながら感じたのは、
この変化への適応の差です。


ただ、私はこれを単純に
データの差だけとは思っていません。


思い出すのは、栗山監督のWBC優勝です。
栗山監督はメジャーリーグの野球を研究し、
日本ハム時代から新しい考え方を取り入れてきました。


データも使う。
戦略も考える。


しかし同時に、彼が大事にしていたのは
「日本野球のために」
という目的でした。


つまり、
心だけでもダメ。
戦略・戦術だけでもダメ。
目的と構造の両方が必要なのだと思います。


現場を変えるときも同じです。


どれだけ立派な理念を掲げても、
戦略や仕組みが変わらなければ現場は動きません。


逆に、どれだけ戦略や制度を整えても、
目的が共有されていなければ人は動きません。


さらに言えば、もう一つ大事なことがあります。
変化への適応です。


野球も、時代とともに変わります。
戦い方が変わります。
それに合わせて、戦略も変わらなければいけません。


企業でも同じです。


市場環境は変わる。
働き方も変わる。
若い世代の価値観も変わる。


それなのに、昔のやり方のままでは、
うまくいかなくなることがあります。


私は企業支援の現場でも、よく感じます。


組織を変えるには、
心(Purpose)
構造(Strategy)
どちらも必要です。


そしてもう一つ、
変化への適応。


この三つが揃って、
初めて現場は動き始めます。


今回のWBCを見ながら、
改めてそんなことを考えさせられました。


あなたの会社では、
心と構造、
そして変化への適応。
どれが足りているでしょうか。



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蛯原健治(コンサルタント)

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チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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