組織は「構造」が整うと自然に動き出す ― 理念・事業・部署をつなぐ実践のヒント

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



ここまで2回にわたり、
理念
事業の価値
部署の役割
という話をしてきました。


理念があり、
事業ごとの価値が整理され、
部署の役割が見えてくる。


この接続が見え始めると、
経営者からよくこんな質問をいただきます。

「なるほど。では、何から始めればよいのでしょうか?」

今日はその話を少しだけ。



■組織は「変える」のではなく「整える」

組織がうまく回らないとき、
制度を変えたり、
新しい仕組みを入れたりしたくなります。


もちろんそれが必要な場合もあります。


しかし現場を見ていると、
理念と日々の行動が
つながっていないだけ
というケースも少なくありません。


構造が整うと、
人は自然に動き始めます。



■まずは3つの接続を見る

例えば、次の3つです。


会社は「なぜ存在するのか」
事業は「誰に何を届けるのか」
部署は「どう価値を実現するのか」


この接続が見えるだけで、
現場の判断基準が少しずつ揃い始めます。



■目標を共有する仕組み

こうした接続をつくる方法はいくつかあります。


その一つが
OKR(Objectives and Key Results)
です。


会社の方向性を共有し、
事業や部署の挑戦目標を言葉にしていく。


すると、
「この部署は何を目指しているのか」
が見えやすくなります。


OKRは万能な制度ではありません。
ただ、
理念と日々の行動をつなぐ道具
として、とても有効だと感じています。



■仕組みより大切なもの

ただし、制度だけでは組織は動きません。


大切なのは、
意味を共有する対話です。


なぜこの目標なのか。
この部署は何を担うのか。


こうした対話が重なると、
組織は少しずつ整っていきます。



■最後に

会社は「なぜ存在するか」
事業は「誰に何を届けるか」
部署は「どう価値を実現するか」


この接続が見えたとき、
組織は静かに動き始めます。


完璧に整える必要はありません。


小さな対話から始めるだけで、
組織は少しずつ変わっていきます。



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蛯原健治(コンサルタント)

EBIマネジメントオフィス

チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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