なぜ社員は主体的に動かないのか — バリ島のリーダーに学んだ“動き出す組織”のつくり方 —

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



社員に「もっと主体的に動いてほしい」。

これは、
多くの経営者が抱えている悩みではないでしょうか。

  • 言わないと動かない。
  • 指示待ちが多い。
  • 当事者意識が感じられない。


そこで皆さんは、
「主体性を持て」と伝え、
研修を行い、
評価制度を工夫します。


しかし現実は、思うほど変わらない。


今回バリ島で出会ったリーダーたちは、
まったく違う関わり方をしていました。

  • 誰も命令していない。
  • 指示もほとんどない。


それでも、皆が自然に役割を担い、
協力しながら前に進んでいくのです。


最初は不思議でした。
しかし観察しているうちに、
はっきり見えてきました。


彼らは「人を動かそう」としていない。

人が動きたくなる場をつくっているのです。

  • 共通の目的があり、
  • 意見が尊重され、
  • 小さな決定に参加でき、
  • 関係性の中に安心感がある。
  • そして何より、参加することに喜びがある。



一方、日本の多くの組織ではどうでしょう。

  • 正解を上が持ち、
  • 指示が下り、
  • 間違えないことが求められ、
  • 責任を避ける空気が生まれる。



この環境では、主体性が育たないのは
自然なことかもしれません。


主体性は教育で生まれるものではありません。
環境設計によって生まれるものです。


明日からできることがあります。

  • 答えを先に言わない。
  • 目的を共有する。
  • 意見を採用する。
  • 小さな決定を任せる。



人は本来、主体的に動く存在です。
もし動かないとしたら、
それは本人の問題ではなく、
組織の環境がそうさせているのかもしれません。


組織が変わるには時間がかかります。
しかし、
関わり方を変えた瞬間から、
空気は確実に変わり始めます。


主体性は求めるものではなく、
育つ環境の中で自然に立ち上がるものなのです。


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蛯原健治(コンサルタント)

EBIマネジメントオフィス

チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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