そのリーダーシップ、エゴです。

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



昨日は、自己との対話という学びの場で
有冬典子さんの話を聞き対話してきました。
そこでの気づきです。


中小企業の経営者と話していると、
「幹部が自走しない」
「任せられない」
「判断が揺れる」
という声をよく聞きます。


多くの人はこれを “スキルの問題” だと考えます。
もっと上手に伝えればいい、
もっとマネジメントを学べばいい。
本当にそうでしょうか?


実は、リーダーがどの自分で立っているか 
エゴか、コアか。
これがすべてを決めていました。
正しいことを言っても、エゴで言えば伝わらない


有冬さんの言葉で強烈に刺さったのが、
エゴリーダーとコアリーダーの対比。


エゴリーダーは、
良く見られたい
認められたい
正しくいたい
負けたくない
という“外側の自分(評価)”が源になって動いています。


だから、
相手の話を聞く余裕がなくなり、
部下の行動が「できてない」とジャッジに見えやすくなる。


実は、多くの経営者が「普通」にやっているリーダーシップは、
このエゴにかなり引っ張られています。


コアで立つと、リーダーシップは自然に届く
一方、コアリーダーは、
価値観

大切にしたいこと
本質
といった“内側の自分”から行動しています。


だから、
「正しさ」ではなく「本質」
「勝ち負け」ではなく「つながり」
「指示」ではなく「問い」
が自然と選べる。


コアで立つと、
部下は“言われたから動く”のではなく、
“自分の意思で動き始める”=自走が起きる。


これは、私が大切にしている
ええじゃん未来アプローチ × ええじゃん内省ループ と
完全に一致していました。


有冬さんは、
「エゴを悪者にしないでください」
とも話していました。


エゴは守るために必要なもの。
問題は、
エゴで動いているのに、そのことに気づいていない状態
なのです。


気づけば選択できます。
エゴでいくのか、コアでいくのか。


気づけるリーダーは成長し、
気づけないリーダーは迷走する。


とてもシンプルで、だからこそ本質的な話でした。


私は昨日の対話会で、
昔の「エゴで話していた瞬間」がいくつも思い出されました。
たぶん、あなたにも心当たりがあるはずです。


だから、あえて問いかけます。


今日のあなたのリーダーシップは、
エゴですか?
それとも、コアですか?


気づいた瞬間から、選択が変わり、行動が変わり、
組織の未来が変わり始めます。


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蛯原健治(コンサルタント)

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