静かなる退職の対処法!

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。







最近は、youtubeでニュースを見るのですが、
静かなる退職=必要最低限の仕事しかしない
の話が目に止まりました。


日本だけではなく、アメリカや中国でも起こっている現象です。
「残業をせずに言われたことだけをやる」という意味で
正社員の46%が静かなる退職の状態だそうです。


皆さんは、46%は多いと思いますか?


今日は、これが良いか悪いかではなく
別の話です。


ニュース内でインタビューに答えた人が<なぜ>
静かなる退職をしたのかを話していました。


「スキルが身につかないような社内の業務が実態として振られた」

「単純作業に近しいものばかりで、自分の将来に繋がらないという不満があった」

「最終的に上司から、異動は当分できないし、業務を変えることもできない、
昇給も難しい」

と言われたそうです。


この状況で経営者の皆さんはどうしますか?


いろいろな問題があると思いますし
部下側の一方的な意見なので分かりませんが


上司と部下の話し合いが足りてない
というのもあるかと思います。


部下は、スキルに繋がらないと思っても
上司は、将来のスキルと繋がっていることが
見えているのかもしれないということは、よくあります。


部下が将来どうなっていたいか知っていれば
違う話を上司もできそうなものです。


今は給料は上がらないけれどいつなら上がるとか、
様々な話もできそうです。


上司と部下の信頼関係を築くための1on1面談が
圧倒的に足りてなさそうです。


信頼関係ができたら
次にキャリアの話や目標や業務の割り振りの話になります。


経営者の目線で考えると
経営者がこの上司の1on1面談をしっかりできていないとも
考えられます。


1on1面談は【上から順番に】が鉄則です。


静かなる退職も、
理由が上司とのコミュニケーションであれば
実は、防ぐことは可能だと思います。



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蛯原健治(コンサルタント)

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チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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