ホームランバッター獲得と戦略人事

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
 社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。





前回は、プロ野球の話を題材に、適者開発のお話をしました。
「4番バッターを狙って育てる 適者開発」
↓↓↓ 
https://mbp-japan.com/aichi/ebi-management/column/5185644

その中で、得点不足に悩む監督であったら、
下記の3つを採用するのでは?という話をしました。


1.ホームランが打てる可能性のある新人選手を
  獲得しホームランが打てるように指導し、
  育てる。

2.すでに、ホームランを多く打っている打者を
  獲得する。

3.ホームランを打たなくても得点できる今いる
  メンバーでできる戦略を取る。


そして

1.ホームランが打てる可能性のある新人選手を
  獲得しホームランが打てるように指導し、
  育てる。

について、企業としてどう取り組めばよいかをお話しました。
企業でこれを行うことを”適者開発”といいます。


しかし、適者開発には時間がかかります。
人が育つというのは、3年から5年、いやもっとかかるかもしれません。


もし、戦略を遂行するために必要な人材がすぐにでも必要であれば
人材を中途採用することを考えなければいけません。


前回の話でいくと

2.すでに、ホームランを多く打っている打者を
  獲得する。

にあたります。


会社の場合、この「ホームランを多く打っている打者」
という部分を明確にしなければなりません。


具体的には、戦略に応じて、会社が必要とする、
スキル・経験や成果をだせる人材を明確にします。


実施には、責任シートを作成して頂いています。


責任シートの一例
部門、役職名、責任範囲、仕事、
任用基準(必要な知識とスキル、それが発揮された状態)


この責任シートを果たせる人で
会社のミッション・ビジョン・バリューに
共感できる人が採用の条件になると思います。


また、採用する人が高度専門職人材(デジタル人材など)であれば、
外部労働市場の賃金相場に応じて、
全体の仕組みとは切り離した高度専門職人材用の賃金体系も必要となります。


適者開発をするにも、中途採用をするにも
ビジョンと戦略と組織図を決めて
責任シートを作成することが必要です。


これらは、戦略人事の一部です。

戦略人事とは、

“経営戦略”を実現する組織を作ること
“戦略的”に組織をどう作っていくかを
考えて実行すること

です。


人材が限られている中小企業こそ
戦略人事が必要です。


戦略的に組織を作っていくときの重要な仕組みの一つが
正しい社員面談(1on1)です。


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蛯原健治(コンサルタント)

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チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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