億万長者はもう古い!

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
 社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



皆さんは、ボードゲームの人生ゲームは知っていますか?


私も子供のころやった記憶しかありませんが
億万長者を目指し、人より早くゴールし、資産が多い人が勝ちというゲーム
だったと記憶しています。


今度、100年人生ゲームが話題となっているそうです。


お金を稼ぐことが目的ではなく
幸せのポイントをためながら、幸福長者を目指し
100歳時点で、ウェルビーイングポイントがもっとも多い人が勝ち
ということだそうです。


しかも、ゴールのスピードが最も遅い人が
いろいろな経験ができたということで、多くのゴールポイントがもらえる
ということです。


速さと、資産金額を競った昭和のゲームから
経験値とウェルビーイングポイントを競うという令和のゲームに
大きく変わったようです。


経営者の支援を行っている中で
経営者の幸せの形はそれぞれです。


経営者が本当はどうなりたいのか
お聞きし、そのためにいつ、どんな会社にしたいのか
お聞きして見える化するようにしています。


経営者の幸せの形もそれぞれですが
従業員の幸せの形もそれぞれです。


個人の自己実現が、企業でできないと
辞めていきます。


採用の時点で、できるだけ
企業や経営者の価値観と
社員の価値観と接点があるかどうか確認をして
入社することを決めてもらうことが
離職を減らすひとつのポイントだと思います。


それでも、価値観が合わなくなってくれば
離職するかもしれません。


会社としては、ミッション・ビジョン・バリューを明確にし
日々の仕事を通じて、作りだしたい組織風土を作っていくことになります。
バリューを決めたら、
バリューにそって仕事をしているか
定期的に社員が見直し、軌道修正していく必要があります。


バリューも作っただけでは「絵に描いた餅」になってしまいます。


私のサラリーマン時代は、毎朝朝礼で
バリューの実践について発表していました。


イチローではないですが
小さなことの積み重ねが、作り出したい理想をつくりあげる
そういうことだと思います。


皆さんの会社は、バリューが眠ったままになっていませんか?


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専門家

蛯原健治(コンサルタント)

EBIマネジメントオフィス

チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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