心理的安全性 暖かくて厳しい場！
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
ある企業で、1on1面談で話す内容がなくて困っている
というお悩みがありました。
少し1on1がブームになっているので、導入している企業が増えているのですが
同時に、1on1面談で話す内容がなくて困っている というお悩みも増えていると
私の肌感覚で実感しています。
そもそも何で上司と部下で話す内容がないのでしょうか？
1．上司と部下の信頼関係がない。
そもそも、上司と部下で信頼関係がないので、
部下が話したくない、という場合です。
朝来たら、部下の名前を呼んで挨拶する、
感謝の気持ちを伝える、
約束は守るなど、承認行動を増やして、
信頼関係を築く必要があります。
2．目標の設定値が低すぎる。
何も考えなくても仕事が進んでできてしまうため、
上司に相談する必要がありません。
背伸びして届く、ぎりぎりの目標を設定することで解決できます。
背伸びして届く目標があることで、部下の成長が早まります。
3．上司がフィードバックしていない。
目標と現状の差を伝えるのがフィードバックです。
部下が、目標と現状の差を認識してない場合、
上司がフィードバックをする必要があります。
4．部下の時間という体験をしていない。
上司の伝達の場や上司が教えたいことを無理やり教える、
上司の時間になっていると部下は相談しなくなります。
部下の悩みを聞き、部下の問題解決が進むように
支援することができていると、部下から相談したくなります。
1on1はあくまで、部下の時間です。
さらに、そもそも1on1面談をする理由は何でしょうか？
目的が社員と共有できていなければ、1on1は上手く進みません。
もしかしたら、1on1面談導入の目的から、
再度社員と共有する必要があるかもしれません。
1on1面談が上手くいっていない方は
一度チェックすることをお勧めします。
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