〇〇の使命は、センターポールに日の丸を!だった
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
組織作りのコツをお届けします。
今年、国のある行政機関で、
若手が中小企業にヒアリングに行き、
国や自治体などの支援策を提案する
実務型研修のインストラクターを行いました。
受講者アンケートで、
・ヒアリングでの失敗を職場で活かすことができて良かった。
という声があった一方
・ヒアリングの場面で、もう少しガイドをして欲しかった。
という意見もありました。
狙い通りのコメントが来たので
私は、とても嬉しかったです。
それは、私の研修は
経験学習サイクルを基盤とし
設計しているからです。
経験学習サイクルとは、
経験→内省→抽象的概念化→応用→経験
というサイクルを回すことで、
個人や組織の成長が果たせる
という考え方です。
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特に実務型の研修の場合
何を経験して学んでもらうのか
というのがポイントとなります。
今回は、
企業に行き、経営者に直接ヒアリングしたことのない人が
8割でした。
ここは、”ヒアリングで少し失敗してもらおう”と考え
ヒアリングの基礎知識や手法はしっかりと教えましたが
当日の流れなどを教えることは最低限にしました。
失敗してもらい、振り返りで、どうすれば良いかを
深く考えて欲しかったのです。
受講者はZ世代で、失敗したくない人たちです。
また、地頭が良く、あまり人生で失敗をしてこなかったと思います。
ですから、ヒアリングで上手くいかなかった経験を
してもらうことで
ヒアリングの手法や重要ポイントをより深く学んでもらうことと
経験学習サイクルというのが社会人の学びだと意識づける設計をしました。
もちろん、経営者の満足度を担保するために
最低限聞いておくべきことは、一番最後に私が受講者を通して
質問してもらいました。
実は、経験学習サイクルでは
どんな、ストレッチ仕事(背伸びするぐらいの難易度の仕事)
をしてもらうか(今回では、経営者ヒアリング)
と、もう一つ
失敗した時に大事に至らないよう
サポート体制を取っておくこと
が重要です。
サポートがないのに、ストレッチ仕事をしてもらうのは
バンジージャンプを命綱なしで飛ばせることと
一緒ではないでしょうか?
これは、教える側(上司)の罪ですよね(笑)
あなたは、
難しい仕事を与えて、放置していませんか?
サポートと振り返りの場を設けていますか?
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