数字を追うのはダメなんですか?
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
組織作りのコツをお届けします。
前回は、2024年パリ・オリンピックの水泳がメダル1つで終わったことを
チームビルディングを高める3つの力、
人材力・組織力・関係力で紐解いてみました。
前回記事はこちら https://mbp-japan.com/aichi/ebi-management/column/5170697/
日本水泳連盟には、理念やビジョン、中期計画(企業の中期経営計画)が
しっかりとありました。
しかし、成果はでませんでした。
このような、しっかりとした理念やビジョン、中期計画があるのに
なぜ、「センターポールに日の丸を!」が実現しなかったのでしょうか?
1つは、前回書きました、
組織として、チームビルディングが上手くいっていなかった点。
もう1つ考えられるのは、
計画が組織の末端まで、実行ベースに落とされなかった
ということが考えられます。(あくまで推測です。)
実は、中小企業にもたくさん同じ現象が見られます。
返済を減額したり、ストップしたりするために、
中小企業診断士と金融機関と経営者が5カ年の経営計画を作成します。
しかし、絵にかいた餅に終わり、計画が実行されません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは、経営計画の
時間軸と組織階層軸をつなげた目標を設定し
管理することです。
経営計画の時間軸をつなげた目標とは、
例えば、1年の経営計画であれば、
何月までにどこまでやるのか、決めることです。
会社全体は、年間ベース、
部署は、半期ベース、
チームは四半期ベースに落とし込み、実行していきます。
組織階層軸をつなげた目標は、
経営層、部署、チームに目的・目標を分解し、連鎖させ、
具体的に何をするか明確にすることです。
このように、時間軸と組織改造軸を明確にすることで
社員が今、何をすべきか明確になります。
Objective(目的に近い目標)とは
目標と目標が達成された時の状態のこと
Key Results(主要な結果)
Objective(目標)を「どのように」達成しつつあるか
モニタリングする基準のことです。
これらを時間軸と組織階層軸で繋げることです。
しかし、一番重要なのは、運用です。
経営計画から落とした、具体的な目標を達成するには
週の初めと終わりのミーティング
月1回は行う、目標達成のための課題を解決するミーティング
3カ月ごとに目標の設定や再設定を行うミーティング
これらをきちんと実行することで、目標の達成が可能になります。
実は、これはインテルやGoogleで取り入れられた
経営管理(目標管理)の手法である「OKR」です。
私は、中小企業にこそ、ぴったりの手法だと思い、
中小企業でも実践できるようにして、支援をしています。
特に、理念やビジョン、経営方針書などは、あるのに
成果がいまいち上がらないと考えている、感じている会社にはピッタリです。
もっと詳細が知りたい方には、無料で資料をお渡ししています。
下記のメールに直接ご連絡をお願いいたします。
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