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会議中は、議論だけに目を向けるな!?

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
 社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
 組織作りのコツをお届けします。



早いもので8月に入りました、今年も残り5カ月です。


昨日は、自分が発起人となり
3年程続けている中小企業診断士のための
組織開発勉強会でした。


中小企業診断士は、
独立せずにサラリーマンとして働いている方も多いです。

参加者のお一人が
「自社の会議において、チームメンバーで発言する人が偏ってしまっている。
 また、1対1で面談すると良い意見を持っているのに
 皆が集まる場所でなかなか発言してもらえない。」
という悩みを話してくれました。


皆さんの会社にもありませんか?
会議の場で「意見はありませんか」と問いかけると
シーン......! となることが。


こういう時、どうすればよいのでしょうか?


会議の場面で注目することが、大きく2つあります。

◉1つ目は、会議の議論そのものに目を向けること
◉2つ目は、チームの状態に目を向けること です。

例えば先ほどの会議でシーンとなっているとすれば
シーンとなっていることを取り上げて皆で話し合います。


「この場はシーンとまるでお通夜の状態に私は見えますが、
 どうなっているとよいのか皆さんの意見をお聞かせください。」

「我々の会議は上手くいっていますか?
 上手くいってないとしたら、何をどうしたらよいでしょうか?」

「この会議の理想の状態について話し合いませんか?」
 議論の中身を話し合うのは当然ですが、
 そもそも話し合っているチームが上手くいかないと
 建設的な意見が出て、お互いが納得できる話し合いはできません。」


時間の無駄だとおっしゃる方もいるかもしれません。
もし、その会議が話し合って決める会議であれば
一部の人だけが発言して決まる会議なんて
私はそれこそ、時間の無駄だと思います。


一方、
シーンとなる前に
チームが上手くいっている状態にしておく必要があります。
それは、
SSR理論、人材力、組織力、関係力を高めておくことです。


【人材力】
 一人一人の強みを互いが認識し、
 強みを活かせる配置をし、
 個々の強みをチームの強みにする力のことです。
 お互いの思考特性や行動スタイル、
 欲求について知り、
 個々の違いを認め合う力でもあります。


【組織力】 
 組織のミッションと個人のビジョンを繋げ、
 組織のビジョン・目的・目標に向かって
 一丸となれる仕組みです。
 個々のやりがいと組織の達成したい成果を
 しっかりと結びつけることが重要です。


【関係力】 
 お互いが分かり合えるコミュニケーションで、
 耳の痛いこともお互いに伝えあえる関係性が重要です。
 お互いが本音で話し合いができ、
 お互いのモチベーションを高め合う関係を
 作ることができる力です。


次は、
人材力、組織力、関係力を高めるために具体的に何をするか
についてお話します。


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専門家

蛯原健治(コンサルタント)

EBIマネジメントオフィス

チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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