経験学習サイクルは重視するな?!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
組織作りのコツをお届けします。
先日、素直にアドバイス通りできるのは優秀な人だけ
というコラムを読みました。
なかなか素直にアドバイスを受け取らない人が多い
そして、優秀と言われる人ほど
素直にアドバイスを実践すると
書いてありました。
この通りにやると上手くいくといっているのに
やらない方が多くないですか?
先日、中小企業のお客様へ面談導入コンサルティングにいきました。
毎回上司役と部下役になり、面談トレーニングをします。
私に対し上司役として実施した方が、
振り返りで、
いろいろ対策案を出してもらおうかと思いましたが、
上手くできませんでした。
とおっしゃっていました。
なぜかというと、
1on1シート通りにやらないからです。
1on1シートとは、質問が書いてあり
上から順に質問していくと
一定レベルの面談ができてしまう
優れモノです。
ですが、
この方はその通りに質問しないので
上手くいきませんでした。
とにかく、このシート通りでやってみてください。
とお伝えして別れました。
次は、シート通りにこの方はやると思います。
なぜなら、
自己流でやって結果がでなかったことが
やっと分かったからです。
実は、
いつアドバイスを聴くかというと、
やってみて上手くいかなかった時です。
ですから、
失敗して上手くいかなかった時に
なぜ上手くいかなかったかを
振り返ってもらい
どうしたら上手く行くのか
考えてもらうだけではなく
こちらから伝えます。
そして、
何を経験させ、どこまで失敗させ、
振り返ってもらい
何を学んでもらうのかを設計して、
フィードバックとアドバイスを
適切なタイミングでする
これが育成です。
育成は、
意図的、計画的に行うことが重要です。
研修に行かせるだけでは育成ではありません。
現場で仕事を任せるだけでも育成ではありません。
では、
どうやって育成を設計するのか。
それは、1年後、3年後、5年後に
どんな人になっていてほしいか決めることです。
では、どうやって、1年後、3年後、5年後に
社員がどんな人になって欲しいか決まるのか。
それは、
ビジネスモデルのビジョンを決めることです。
1年後、3年後、5年後、どんな事業をやっているのか、
そのためには、どんな組織・人が必要か決め、
そのために今いる社員に
どんなスキルを身に着けてもらう必要があるか決めて、
育成の設計図を作るのです。
結局ビジョンから始まるのです。
ビジョンがないと、
経営者がいちいち言わなくても勝手に動く組織もできませんし、
育成も意図的・計画的にできません。
皆さんの会社にはビジョンはありますか?
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