なぜ、前田さんはアナウンサーを辞めたのか?!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
組織作りのコツをお届けします。
「ハズレた時に叱られるのが怖いんです。」
支援先での管理職が私に言った言葉です。
一方、この会社の社長の口癖は、
「任せているのに、考えて行動してくれない」
です。
何が起きているのでしょうか?
簡単な事例です。
管理職「設備点検担当をAさんからBさんに変更しようと思います。
なぜなら、〇〇だからです。」
社長 「そうか、でも本当にBさん良いのかな?
まあ、あなたに任せる!」
管理職「ありがとうございます!」
数日後、
社長「なんで、設備点検担当Bさんなんだ!
私は、本当にBさんで良いか疑問を投げかけたはずだ、
本当は、Cさんの方が経験も豊富で良いと思っていたのに…。」
この社長、
「任せたつもりで、俺の考えを当てろゲーム」
を繰り返していましたが
本人に自覚はまったくありませんでした。
「考えて」とういうのは、
俺の考えが何か読み取って、その通り行動しろ!
という解釈になると思います。
部下はハズレると恐ろしいので、
一生懸命当てようとしますが
なかなか、当たりません。
では、どうしたら良いのか
任せたなら、行動を否定せずに見守る
ということです。
もちろん、上手くいかないかもしれません。
上手くいかなければ、
その時に任せた相手に、
なぜ上手くいかなかったのか考えさせ
その学びを次に活かすためにどうすれば良いか
考えさせます。
こうして、人は成長していきます。
実は、もっと根本的にやらなければならないことがあります。
それは、
1.ミッション、ビジョン、バリューの共有
2.現状及び持っている情報の共有
本当は、社長が判断している判断軸を
できるだけ同じにすることが重要です。
1.
ミッションで組織の使命、
ビジョンで将来のありたい姿、
バリューで具体的な行動で大切にすることを
きちんと共有します。
2.
現状の認識、
会社のGOODとMOTTO、
社員一人一人の情報、及び認識を共有します。
これらを共有することで、
同じ判断ができる土台ができることになります。
社長に上記のことを伝えると
「任せるって本当に難しいですね!」
とおっしゃっていました。
私は
「正しい任せ方を社長が知らなかっただけです。
これから実践していけば良いのではないでしょうか!」
と声をかけました!
ちなみに、どうやって認識を共有するのか
それは、1on1で相手がどう考えて行動しているかを見極め、
認識がずれてるなら、認識合わせをすることが必要です。
皆さんは、任せるときに気を付けていることはなんですか?
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