本当は社員の主体性ではなく、自主性が欲しいのでは？
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
ある上場企業でマネジャー研修の打ち合わせを
してきました。
基本は、中小企業への対応ですが、
研修は上場企業や行政へも提供をしています。
様々な規模の組織のマネジャーのレベルを
知るのにも役立っています。
さて、先方希望の第一回目の研修タイトルが、
リーダーシップでした。
リーダーとは、
一番最初に先頭になって進むこと(＝未知へ世界へ出発すること)
リーダーシップとは、
人が人に対して与える影響力という説明をしました。
その後の会話です。
蛯原「リーダーに最も必要なのは、何とお考えでしょうか？」
人事「人間力ではないでしょうか？」
蛯原「なるほど、人間力ですね！では、もう少し人間力を具体化するといかがですか？」
人事「うーん、信頼されることかな」
蛯原「なるほど、周りに信頼されるということですね。」
リーダーには、人間力が必要で、
人間力とは、周りの人に信頼される力だということでした。
では、信頼されるためには、何が必要なのでしょうか？
リーダーが信頼される、そして人がついてくるために必要なのは、
1.一貫性
2.誠実さ
3.決断力
4.見通す力
5.コミュニケーション力 です。
1．一貫性
一本筋が通っており、
言っていることと、やっていることが合ってないと
と人はついてきません。
2．誠実さ
噓をついたり、真摯に物事に向き合わない人には
人はついていきません。
3．決断力
リーダーとは、
未知の世界を進んでいく人です。
未知の世界を進むなかで意思決定できなければ進みません。
皆で対話して決めるのですが、
最後には一人が決めることが大切です。
誰かが意思決定する必要があるのです。
4．見通す力
外部環境を把握し、世の中の構造を理解し、
何が起きるか予測する力です。
そして、その人の言ったとおりになった。
ということで、その人についていくのです。
5．コミュニケーション力
伝える力も大事ですが、対話する力も求められます。
相手の価値観や背景もきちんと把握したうえで
伝えたり、聴いたりできる力が必要です。
支持率ががた落ちのこの国の首相にも
一度5つの項目をチェック頂くと良いかもしれません。
皆さんも自分でチェックし、
さらに、社員にチェックしてもらってみてはいかがでしょうか？
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