人が辞めない組織のつくり方!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
唐突ですが、最近よく聞くのが
自分の自宅周りに外国人が増えた。
そして最近、自転車のカバーが盗まれた。
これは、外国人の仕業に違いない。
だから、外国人は無視しよう!
これって本当でしょうか?
最近自転車のカバーが盗まれた。
外国人が増えた。
これらは本人が認識した : 事実 です。
外国人の仕業に違いない : 解釈 です。
外国人は犯罪を犯す : 前提 です。
外国人は信用できない : 結論 です。
外国人を無視する : 結果 です。
このように、
認識した事実から結果まで、駆け上がることを
推論の梯子といいます。
事実でさえ、本人が認識したもの、
のみを使っています。
解釈や前提はその人やその組織のもので、
正しいかどうかは分かりません。
その上での結論です。
先ほどの外国人が増えたから、きっと盗んだろう!
というのは非常に危険な考え方では、ありませんか?
私も外国人が増えたからなのか、
いつも疑問に思ってしまいます。
さて、同じことが組織にも起きていないでしょうか?
Aさんは朝礼にまにあわず、
1時間遅れて出社した(…という認識した事実)
「Aさんは朝礼開催を知っていた。
わざと遅刻したに違いない。」 (という解釈)
「遅刻する人は信頼できない」
「Aさんはいつも遅刻する。」(という前提)
「Aさんは信頼できない。」(という結論)
Aさんの意見を無視した(という結果)
どの事実を認識するか、
どのような解釈と前提で物事を考えているか
で結論は変わってきます。
結論を聞いたときに、
認識した事実は何か
どのような解釈で考えたのか
どのような前提で考えたのか聞かないと
分かりません。
そして、これらを聞いたり、話したりすることを
対話と言います。
対話するには、最低限のコーチングのスキルが必要です。
相手の解釈や前提をきちんと聞く必要があるからです。
人は、自分も含めてこの推論の梯子を
するすると登ってしまうことが多々あります。
ですから、話しながら自分はこの
「推論の梯子」を登っていないか
相手がこの推論の梯子を登っていないか
確認しながら仕事を進めるのが
良いのではないでしょうか?
さて、相手の前提や解釈をお互いに知ることで
相手の理解が進むのですが、
お互いの理解度も含めて数値化でき
現状把握と打ち手が分かる
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