シン・3人のレンガ職人のお話
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
約30年前、新卒入社した会社では
毎日経営理念を唱和させられました。
全文は覚えていませんが、
「今日から私は経営者」
という言葉が入っていたことは覚えています。
ではその当時、私は、
経営者の目線で仕事ができていたか
というとできていませんでした。
これはなぜかといえば、個人の行動まで、
経営理念がつながっていなかったからです。
経営者目線で働くということがどういうことのなかが、
私はさっぱりイメージができませんでした。
そこには、ビジョンが必要なのです。
会社のビジョンはいうまでもありませんが、
部署のビジョン、個人のビジョンまで
落とし込めるかが重要なポイントです。
自分がどういう仕事をすれば、部署のビジョン、
会社のビジョンが達成できるのか。
そして、経営理念にもとづいた仕事の仕方になるのかを
きちんとつなげてあげることが必要です。
ですから、経営理念の唱和をするのではなく、
経営理念に基づき、会社のビジョン達成に向けた、
個人のビジョンを上司と部下で話し合ってみてはいかがでしょうか？
個人のビジョンをすり合わせるには、対話が必要です。
効き脳（思考特性）が分かると、相手の考え方の理解が深まったり、
違いが認識しやすくなります。
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