7:2:1の法則が中小企業を救う!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
先日ある相談を受けました。
「部下に仕事を頼むのですが、スピードが遅く、
丁寧すぎるので困っています。
もちろん、質は大事ですが、
社内向けは、そこそこの品質でスピード重視、
社外向けは品質もしっかりこだわって欲しい、
でも、なかなか伝わらないのです」
皆さんの周りにもいませんか?
スピード重視の仕事なのに、
品質を重視しすぎて時間がかかってしまう人。
では、どうすれば良いのでしょうか?
よく言われるのが、ゴールの共有を丁寧にやることです。
いつまでに、どこまでの仕上がりでよいのかを
最初に共有するのです。
そして、相手が理解できるように言葉だけでなく、
図や絵なども使うこともポイントです。
上記でも上手くいかないとき、
実は効き脳が影響を与えている場合があります。
この効き脳の4タイプの強さによって、
同じ状況でも考えることが違ってきます。
(詳細は、こちらを参照
▼▼テレワーク禁止がチームを救う)
https://mbp-japan.com/aichi/ebi-management/column/5130540/
Dが高い人は、
仕事を全体像からイメージして着手するので、
仕上がりのコントロールが簡単にできます。
一方、Bが高い人は、
仕事のゴールイメージが上手くできません。
細部から一つ一つ丁寧に段階を追って仕上げていくので、
品質のコントロールを簡単に下げたり、
上げたりするのが難しいのです。
上司はDが高く、部下はBが高い場合、
上司はなぜ、「スピード重視」のことが
理解できないのか分からなくなり、
怒るか、あきらめるか、してしまいます。
では、どうすれば良いか。
一つは、品質重視の仕事を任せ、
スピード重視の仕事は別の人にやってもらう。
お互いに一番ストレスなく仕事が進みます。
そうはいっても他にいなくて難しい場合は、
自分の、そしてお互いの効き脳を知ることが重要です。
今回の場合は、上司は自分がDが高く、
部下はBが高いことを認識したうえで、
Bが高い部下が受け取りやすいように指示を出します。
1.ゆっくりと説明する
5W2Hをゆっくりと一つづつ丁寧に伝える。
2.全体像とともに、
やることを細かく分解しゴールまでの手順を伝える。
ここまでやると相手が受け取りやすくなります。
一方、部下側も自分はBが高いことを理解し
一つ一つ丁寧にやる傾向にあることを自覚する必要があります。
今回の仕事は、納期優先で進めてよいことに
立ち返りながら仕事をします。
皆さんも、効き脳をやって仕事分担を見直しませんか?
そして、コミュニケーションのズレを
少しでも無くしませんか?
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