「社員同士の仲は悪くないはずなのに、なぜか組織がうまく回らない」
「指示は出しているのに、思った通りに動いてくれない」
こうした悩みを持つ経営者や管理職の方は、決して少なくありません。
そして多くの場合、その原因は能力不足ややる気の問題ではありません。
実は、組織の中には
**“コミュニケーションの前提が違う人たち”**が混在しています。
人にはそれぞれ、
・物事をどう捉えるか
・どう考え、どう判断するか
・何にストレスを感じ、何で動くのか
といった「思考と反応のクセ」
があります。
私はこれを**コミュニケーションタイプ**と呼んでいます。
例えば、
・プロセスを重視し、丁寧に積み上げたい人
・結果や効率を最優先に考える人
・直感や全体感覚で動く人
これらは優劣ではなく、単なるタイプの違いです。
しかし、違いを知らないまま関わると、
「なぜ話が噛み合わないのか分からない」
「同じ説明をしているのに、伝わる人と伝わらない人がいる」
といったすれ違いが、組織のあちこちで起こります。
経営者が「正しい」と思っている伝え方が、
部下にとっては「分かりにくい」「納得できない」
ということも珍しくありません。
私が行っている組織人事コンサルティングでは、
まず人を育てる前に、タイプを知ることを重視します。
誰に、どんな言葉で、どんな順番で伝えるのか。
それが分かるだけで、
・無駄な衝突
・感情的な摩擦
・離職やモチベーション低下
は、驚くほど減っていきます。
コミュニケーションタイプを知ることは、
「人を変える」ことではありません。
**人を理解し、活かすための設計図を持つこと**です。
組織がうまくいかないとき、
問題は「人」ではなく、「関わり方」にある。
私はこれまで、多くの現場でそれを見てきました。
まずは、自分と相手のタイプを知ること。
それが、組織改善の第一歩になります。
コミュニケーションタイプを知る
テーマ:コミュニケーションタイプ
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