エンゲージリング、マリッジリングのリフォームに思う

2017年1月3日

テーマ：マリッジリングのリフォーム

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：ジュエリーコーディネーター

エンゲージリング、マリッジリングのリフォームに思う

　リフォーム（リメーク）の依頼がとても多いです。デザインが古くなったから、壊れたから、リングからペンダントにしたいから、ペンダントからリングにしたいから、お嬢様にプレゼントする為にとか様々です。いずれにしても、ジュエリーへの思いが強いと云う点では共通しているかも知れません。

　例えば、成人式のプレゼントジュエリー、始めて自分で求められたジュエリー、ブライダルジュエリー、形見分けのジュエリー等々などがリフォームの対象となるジュエリーですね。それらの中で今回はブライダルジュエリーに触れてみます。

　ブライダルジュエリーとしては、主にエンゲージリングとマリッジリングがあります。両方ともメモリアルジュエリーの代表と申しても過言ではないと思っています。

　先ずは、エンゲージリングのリフォームです。
昭和60年代以前のエンゲージリングは腰が高く、普段使いに適さないと云う共通点がありました。それは時代的背景に帰すると考えております。以前は仕舞って大切にする傾向でしたが、最近は使って大切にしたいと云う考えが多いです。大切なジュエリーほど、ご愛用頂きたいと考える私にとってはとても嬉しいです。リフォームの場合は、どの様な種類のジュエリーになさりたいかを熟慮なされ、宝石店とご相談なされましてはいかがでしょうか。
代表的なリフォームの例としては、使い勝手に難点のある現在のリングから使いやすいリングへ、リングからペンダントへのリフォームなどです。エンゲージリングの多くはダイヤモンドジュエリーですので、リフォームには最適ですね。ダイヤモンドは通常の使用法では輝き・美しさは変わらないからです。

　マリッジリングのリフォームは極めて珍しかったのですが、このところ、「10周年の節目にリフォームをしたい。」とのご夫妻が何組かおられました。「これからの更なる幸せを願ってのこと。」「変形したので、この機会に強度を強くしたい。」「最新のデザインにしたい。」「二人で考えたデザインにしたい。」などの理由でした。当店ではお使いになられていたマリッジリングをそのまま素材として使い、全て手造りで造らせていただきますので、好評です。勿論、リーズナブルな金額での誕生となります。中にはご主人が使わないのでまとめて一つのリングになされたご奥様もおられました。これから、マリッジリングのリフォームも多くなるのではと予想しております。当店ではマリッジリングのリフォームのご提案にも取り組んでおるところです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
宝飾専門店・ダイヤのオノスペシャル
小野指環店
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