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小野修介

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小野修介(おのしゅうすけ)

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コラム

手作り(オーダーメイド)のマリッジリングに思う(№1)

手作り(オーダーメイド)のマリッジリングに思う(№1)

 マリッジリングの本来の姿は、男性が女性に、女性が男性にリングを交換し合うと云うもので、交換リングとも申しました。お互いがお互いの健康、幸せの願いを込めて、プレゼントし合うと云うことでした。結婚式の際に『指輪の交換』と云うセレモニーをご覧いただければご納得かと思います。
ところが入籍をなされてから、ご結婚式を挙げられるカップル様が多くなっておりますので、ご夫妻様がペアでお求めになられることが多いです。ですから、交換リングと云う言葉が聴かれなくなりつつあります。

今回は、マリッジリングの素材について述べてみます。次回はマリッジリング製法についてです。

【素材は】
◎プラチナ(白金)
 日本は4品位制でPt1000、Pt950、Pt900、Pt850です。実際にはプラチナだけで作ることはありませんので、Pt1000の表示はしない様になっています。プラチナ族のプラチナとパラジウムの合金が主流です。硬質プラチナの場合はルテニウムを僅かに加えております。

◎金
 純金、22金、18金、14金、10金、9金、5金等ですが、メンテナンス、強度を考えますと18金(K18や750の刻印)をお勧めします。金と銀と銅の合金ですが、他の金属も入る場合があります。同一品位の金の発色は合金の銀や銅の量で異なります。
 ピンクゴールドは、銅の量を多くしますとピンク系になりますが、加工がしにくく、低品位のピンクゴールドやルテニウムが入っていますと、サイズ直しが出来ない場合がありますので、お求め時にご確認なされてください。

◎ホワイとゴールド(WG)
 金とパラジウムの合金で、僅かに黄色味を感じます。仕上げにロジウムメッキを使用することが多いです。18ホワイトゴールド(K18WGの刻印)と14ホワイトゴールド(K14WGの刻印)ですが、主流派18ホワイトゴールドです。
 余談となりますが、WGの刻印が無くK18等の刻印だけで白色(プラチナ色)の時は、ロジウムメッキで白色にしていることが多いです。金色を白色にしたい時はこの手法で行います。

◎銀
 地金が低価格ですので、使われる場合もあります。ただ表面に黒い皮膜がかかったようにあることが多いです。これを「銀の硫化」といいますが、ご来店いただきますと直ぐに元に戻ります。ロジウム等のメッキで白色にすることが可能ですが、取れれば黒くなります。通常は銅との合金として使います。

◎他にチタンやステンレス等
 低価格でありますが、サイズ直し等のメンテナンスが出来ないこともありますので、必ずご確認いただきたいですね。

次回は、マリッジリングの製法に触れてみましょう。

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