エンゲージリングのリフォーム
宝飾品の価格に思う
宝飾品(ジュエリー)の価格を構成する要素を考えてみましょう。 宝石、地金、デザイン、工賃、ブランドなどのそれぞれが要素ではと考えます。
◎宝石 日本では国産のアコヤ真珠や一部の宝石以外はほとんどが輸入品です。輸入品の価格は為替レート、各国の関税・需要・供給等々様々な要因で変化します。エンゲージリングはダイヤモンドがメインとなりますので為替レートが気になります。
◎地金 国際相場で決まりますが、予想は大変難しいです。地金の種類としては、金、銀、銅、プラチナ、ロジウム、パラジウムなどですが毎日変化します。地金中心のマリッジリングは相場に大きく左右されます。現在は純金が純プラチナより大分高価ですが、品位や比重で製品となりますとプラチナ製品が高いですね。K18とK18WGではパラジウムが高いですので、K18WGの製品が高いです。
◎デザイン デザイナーが関わったジュエリーは付加価値がつき、査定がとても難しいですね。既製品や通常のオーダーメイドの場合ですと、ある程度画一的です。工賃の中に加わることが多いですね。
◎工賃 主にオーダーメイドやリフォーム、メンテナンス(修理)の場合に用いられる言葉です。作業工程が複雑になるほど価格が高くなります。メンテナンスの場合は特に難しいです。特に、他店で修理されたジュエリーの修理は注意が必要です。なぜなら、修理は技量が重要だからです。下手に修理された後の修理は格別大変で、高くなる場合が多々あります。
◎ブランド ジュエリーだけでなくあらゆる分野に存在します。素晴らしい付加価値だと考えております。
現在の円高状況は輸入品ジュエリーに優位ですが特に需要の多いダイヤモンドジュエリー、白蝶真珠ジュリー、黒蝶真珠ジュエリーにはとても良い環境ではないでしょうか。近い内に欲しいと思っているお人は、専門店にご相談なられましてはいかがでしょうか。きっと、感激のジュエリーに出会える可能性が多いと思われます。