修理難民に思う

2016年1月26日

コラムカテゴリ：くらし

修理難民に思う
年末年始にかけて、修理の問い合わせ、来店がとても多いです。リングのサイズ直し（プラチナ製品、金製品、コンビ製品、銀製品、アクセサリーリング）、真珠ネックレスの組み換え（ワイヤー、糸等）、石物ネックレス（一般の宝石）の組み直し、切れた地金ネックレスの修理、外れた宝石の石留め、全てのネックレスの金具交換、エンドレスの組み換え、念珠の組み直し、指から外れないリングの切り取り、各種ネックレスの長さの対応（長くしたり、短くしたり）、メッキの対応（金色から白色等々）、細くなったリングの対応、曲がったリングの修正等々、様々です。

金の品位が低い場合は9金程度でしたが、最近は5金（5/24が純金）の製品も出回っておる様です。金の品位を下げて、低価格のジュエリーを実現するためと思われます。その場合、修理ができないと云われる可能性が高いようです。
海外でお求めのジュエリーに関しては、修理が可能か、否かの判断が、極めて難しい場合があります。それは、金属の品位が刻印の通りでない場合があるからです。

お求め頂く場合、リングはサイズ直しが可能か否か、地金のネックレスの場合、切れた時は修理が可能か否かを是非、確認なされましては如何でしょうか。折角のメモリアルジュエリーも修理が出来なければ悲しいですよね。勿論、おおよその料金も知っておくことが必要です。「修理をなさるより、新しいのをお求めになられた方が良いと思いますよ。」と言われ、悲しい、苦い経験をなされて人も多いのではないでしょうか。
既製品は、修理ができない場合もありますので、ご確認をお願いします。
　
修理には、物理的にできない場合、できるがしたくない場合、修理の技術が伴わない場合、等々様々ありますので、店の担当者にお聴きください。
当店では、宝飾専門店としては、正確に検討し、可能な限り、修理実現を目指しております。その際は制度の高いお見積もりからを肝に銘じております。
ご相談には、一切、料金は発生しません。ただ、お電話、メールなどでは限界がございます。そのものを見せていただくことが重要です。ご面倒でも、ご来店いただきますことが、ご満足度の高い修理に繋がると信じております。

ジュエリーは心身にとても良い効果をもたらし、周りの皆様にも、元気を与えてくれます。修理が必要な場合は、速やかに修理をなされ、大切に、そして、どんどんご愛用なされますことを、強くお勧め申し上げます。